2018/05/01@富士見
監督 佐藤信介
1.絶対に大きなスクリーンで観るべき一作
2.仮面ノリダーを彷彿とさせる木梨憲武
3.佐藤信介監督は間違いない
映像に圧倒された。邦画もついにネクストレベル達した。CGというかVFXというか、マーベルを観ている感覚だった。終わったあと拍手しました、ホント凄い。空を飛ぶ映像も、街が破壊される映像も、作り物感がなくて邦画も遂にここまできたかと、感無量です。
佐藤健、初の悪役ということですが良い。両親が離婚しているというのはまあ、あるかなと。その母親が優しすぎるのも問題だし、父親が和気あいあいと新しい家族を作っていて、そこに取り込まれるという悲劇。獅子神(佐藤健)がダークサイドに落ちてゆく過程を丁寧に見せたのが物語に哀愁を与える。後の大量殺戮に至る動機に説得力が出た。
一方、犬屋敷の方は、自分は末期のがんで幾ばくも無いが、家族には見放され、家庭も崩壊寸前という設定。こちらの見せ方はいまいち乗れなかったけど、娘・麻理を演じた三吉彩花の存在感が家族をつなぎとめた印象。今後はもっといい役をもらってステップアップしてほしい逸材です。
脇を固める役者も贅沢な使い方、二階堂ふみ、伊勢谷友介、生瀬勝彦、斉藤由貴などなど、結構お金かかってるんじゃないですか、フジテレビはもっとプロモーションしたらいいのに。佐藤監督、最高です。「GANTZ」「図書館戦争」「アイアムアヒーロー」と素晴らしい作品を作ります。信頼しかない。得意の戦闘シーンはもちろん、残酷描写も手を抜かず、カット割りがいいのか、映像にメリハリがあります。
物語的な感動は格別なものはないですけど、前半は丁寧に状況の積み重ね、後半は怒涛の映像でこれでもかと押しまくる。鳥肌が立ちました。サイコーです。




