2018/04/24@富士見
監督 フランシス・ローレンス
1.ジェニファー・ローレンスに拍手
2.騙され過ぎてクラクラしました
3.140分を感じさせないよ
この映画見応えがありました。適度なエロス、適度なハードボイルド、全体を包むノアールな雰囲気。最近はハードアクションが売りのスパイ映画が主流になりつつありますが、このスパイ物語は心理を操るサスペンスです。前半は、不幸な事件から運命に導かれるようにロシアのスパイ=スパローに養成されていく様子を丁寧に描くことで主人公に感情移入する。中盤からはロシアのスパイなのか、アメリカのスパイなのか、騙し騙され観客さえも迷宮入り。恐ろしく良くできた物語、映像の構成も見事。
主演を務めたジェニファー・ローレンスは圧巻。見た目はぱっとしない(メイク)けど、どんどんとスパローらしく、妖しくなっていく。そして時折見せる弱さ、素敵だ。
ラスト間際の拷問からの格闘シーンは、ものすごーく痛そうで、ホント死ぬかと思った。
スパイ映画というジャンルでもいいけど、運命に抗いながら、復讐を成し遂げるサクセスストーリーというべきか。これは劇場で観るべき一本。

