事業を始める場合、資金が必要になります。自己資金で賄えれば問題ありませんがそうでない場合は、何らかの形で資金調達が必要になります。一つは融資を受けること、もうひとつはエンジェル投資家からの資金調達を受けることが方法になります。今回は融資(創業融資)を受けることについて簡単に説明いたします。

創業融資

創業融資は、日本政策金融公庫信用保証協会の2種類の制度があります。日本政策金融公庫が行う創業融資は、無担保、無保証です。社長は借金の連帯保証人にならなくてもいいということです。

信用保証協会は創業融資を行っている、といっても信用保証協会がお金を貸してくれるわけではありません。東京都などの自治体、信用保証協会、金融機関の3者によって行われます。

  • 自治体 → 創業融資の借入条件の決定
  • 信用保証協会 → 保証
  • 金融機関機関 →自治体の借入条件、信用保証協会の保証に基づきお金を貸す

このように、信用保証協会は「保証」をしてくれます。「保証」とは連帯保証の保証と同じ意味です。つまり、会社(個人事業主)が創業融資の借入をして返せなくなった場合、信用保証協会が会社に代わって借金を返済してくれます。このおかげで、実績がない会社(個人事業主)でも、金融機関からお金を借りることができます。ただし、信用保証協会に保証料を払う必要があります。社長個人も連帯保証人になるよう求められます。信用保証協会が行う創業融資は、無担保、有保証が条件です。また借金の肩代わりをしてもらった場合、信用保証協会に返済となります。信用保証協会と協議のうえ、返済していくことになります。

 

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