時計のマイスターのことをやっていました。
10年以上前から止まったままのオメガの時計、30年以上前に初めて買った思い出の時計で、何とかして元の通りに時を刻むように直したいと言うことでした。
このホワイトゴールドのピアジェ時計は昭和56年に買った時計です。
長いこと使用していますと、どうしても汗や水が入ります。
修理はスイスのピアジェ社へ出しました。
マイスターではなく、ピアジェ社の時計修理の職人です。
職人は、どんな修理でも何事もなく淡々と修理します。
それが職人です。
修理の終わったオメガの時計を自分の子供のように扱うようなまなざしは私にもよく理解出来ます。

