百数十年後の約束 | 瀬戸際おじさんの徒然日記

今日、お昼前に時間休みをもらい、タクシーで父方のお墓参りに行って行きました。


途中、花屋さんでお供えの花を買い広大な墓地へお参りしましたが、朝からの花冷えと雨とで、お彼岸とはいえ誰一人お参りする人がおられませんでした。


私のご先祖様の墓の隣に、無縁のお墓がありますが、いつもお花とお線香を手向けて一緒にお参りしております。


明治の初めにお隣さんでしたが、亡くなられる前に、その方から亡き後のお祀りを頼まれ、これを我ご先祖様の遺言として、一度と欠かすことなく今日まで一緒にお祀りをして来ました。


百数十年前に絶えてしまい、だれも見たことがないその方の一族と、お祀りしてきたわが一族との約束。


この人々があって、今の自分がいることの感謝。


清々しい気持ちで、墓地をあとにしました