隣に座っている、い○ちゃんのお母さんが亡くなられました。享年90歳でした。
市職員で1~2番を争う大地主で大金持ちでございますが、これだけは皆平等にやってきます。
本来ならば、2月10日に退院して皆で全快祝いをされるところでしたが、高齢のこと、容態が急変して、喜びが一転、悲しみに変わってしまいました。
お通夜と告別式は仕事仲間とお手伝いさせていただきましたが、かける言葉が見つかりませんでした。
私の母も今日が満85歳の誕生日でございます。
なんとか彼のお母さんの年までは頑張ってもらいたいと思っています。
去年の誕生日には楽九代の了入を用いて長寿を祝いましたが、今年は楽4代で一入の名碗を用いてお祝いします。
元禄時代に、赤穂浪士が討ち入りした時には、すでに一入は亡くなっていますので、今から300年以上前の茶碗でございます。
一入が雁金屋から迎えた養子が、あの有名な尾形光琳や乾山兄弟の従兄でございます。
あと数十年とは言いません。
何卒1日でも長く健康で暮らせるように、ただそれだけを祈るばかりでございます。