わが自治会の奇習 | 瀬戸際おじさんの徒然日記

昨日で私たちの班の平成20年度の自治会行事世話役が終わりました。


主な仕事は、10月のお祭りの提灯建て、そして翌年の1月にとんど(左義長)をつくり自治会約600軒を約30班に分割して、垣内ごとに4班が執り行います。


夕刻になるとそれぞれ、鏡餅をもって来られた人に、とんどの火で焼くお手伝いもします。


このあと新年会を行い、夜中に洗米、このしろ、大根、ニンジンの山海の産物を携えてお宮へ参ります。


お参りする祭神は本殿ではなく傍らの小宮「さい(字が?)の神様」です。


今回紹介するのは、わが自治会の神社の変わった参拝方法です。


ここへお参りして帰るまで、世話人すべて家を出てから絶対喋ってはならないことです。


もし途中で、1人でも喋ると再度、家から出直しです。

昔はそのことを知っている村人が故意に話しかけて、また出直しを余儀なくされたエピソードもあるほどです。


神社まで約1キロの道のりを、なにも喋らず十数人の人が黙々と歩いてゆくのははまさに異様な光景です。


この風習が、何時、誰が、なぜ始まったのかは一切不明です。

昔から古老の口伝えで今まで続いてきました。


満月の夜、御祭神にお供物を供え、身を引きしめ厳かな気持ちで2礼、2拍 1礼。


社の奥から御祭神が戸を開けて今にも出て来られるような不思議な気分です。


科学的に何でも解明できる今の世に、この様なミステリアスな気分になることもあるのです。


全国で同じ奇習のある土地柄や理由が知りたいものです。


私たちの自治会の近くには、大蛇が堤防代りになって川の氾濫を防いだお礼に,、村人たちがお酒を貢いだお話や、若い村の娘を人身御供にさし出させた大猿の化身を、犬が退治した民話が残っております。


町がどんどん発展していくのはうれしいことですが、このような昔から伝わったことを後世に語り継いでいくことも大事なことだと考えております。