クロッシェを、編むのに夢中になっていました。
はじまりは、麦茶です。
冷茶用のガラスの茶器を持っています。
来客用の5客セットです。
夏には、麦茶をこのガラスの茶器で飲んだりします。
陶器の茶器も5客あって、茶托も5まいありました。
その、茶托が急に嫌だと感じて捨てました。
黒い、プラスチック製で、安っぽい蝶々の絵が描いてありました。
なぜ、ずっと、何年もそれを持っていて、使ってきたのでしょう。
好きでもなかったのに。
急に、いらないと思って捨てました。嫌で嫌で、たまらない、と感じました。
すっぱりと、捨ててはみたものの、茶托はお客さんがみえた時には必要よね…とちょっと困りました。
今は、まだ暑いから、当面は、麦茶をガラスの茶器に入れた時の茶托が必要です。
色合いと、素材の涼しげな布のコースターもいいなぁ。
竹を使って編んだ茶托もいいなぁ。
用事があって、買い物に行ったとき、和食器のお店をのぞいてみたり、ネットのお店をのぞいてみたり・・・
数日、考えたり、想像したり、見てみたりして、楽しい時間を持ちました。
すぐに、買わないようにしています。
買うのは、まだまだ。
ふと、思いつきました。
暑いときには、冷たい飲み物を入れたグラスは、すぐに結露ができて、あちこち濡れてしまいます。
ティーカップのソーサーに、クロッシェを一枚敷いて、その上にガラスの茶器を置いたらどうだろう。
カチャカチャ音もしないし、結露は、クロッシェレースが吸い取ってくれるし、一石二鳥じゃないだろうか。
ちょうど、茶器は、はちみつ色のガラスです。
ティーソーサーには、黄色のデージーと、ミツバチの絵が描かれています。
もう、いてもたってもいられなくて、編みに編みました。
クロッシェの大きさは、改良の余地あり、とも思えますが、気に入りました。
出来上がってから、ずっと、はちみつ色のガラスの茶器で麦茶を飲んでいます。
陶器の茶器を使うまでにまだ、時間がありますから、茶托は先延ばし。
何を買うか、買わないか、楽しく考えます。