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       season4

      episode14

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何か掴めてきた気がした。


宇宙元旦の春分に

瀬織津姫様をお祀りする

神社に参拝に行き、


その後

天秤座満月の

皆既日食を迎えた

野根澄しそ美。


それから数日後に

大切にしていた

副業の器具が壊れ、

これからと言う時に

 "絶望 "を体験する。


それから5日後

田貫登真斗の誕生日に

2ヶ月におよぶ

2回目のサイレント、

初回とはまた違う

" 分離期間 "というのを完了した。


決裂していた2ヶ月分の愛を

登真斗から言葉でもらった

しそ美だが、


それぞれに分かれて

学びを得た2人が再び繋がり

何か、また

違うステージにやって来たような、


はっきりとはわからないが

何か

また殻を脱ぐような出来事が

目の前に来ている気がして

武者震いがする。


この2ヶ月しそ美は

自らの本音で登真斗を突き放し

1人切磋琢磨してきた。

自分の芯をしっかりと地に刺した、

そんな行動" 決別の意志 "を

登真斗に見せてきたのだ。


その間、

しそ美は男性性丸出しで

ど根性と負けん気で

ここまで乗り切り

この分離期間のミッションを

クリアしたようにも思うが


何故かそのフェーズの章 自体が

終了した気がするのだ。


負けん気、強気、男気。

そんな力のはいった世界から

足を洗いなさいという

高次元からのメッセージを

夢でもらったからだ。


しそ美は夢の中で

修学旅行の宿に来た。

エレベーターに乗って上昇するが

自分の部屋の階がわからない。

そばに居た人に聞いた。

すると8階ではなく9階だと言う。


8では無く9か‼️

これが頭に残る夢だった。


8では無く9。

数秘で8は

情熱の数字、行動力と現実主義

そしてお金に執着する数字。


そして9、これは慈愛や博愛心、

歩み寄りや優しさの数字である。


しそ美はこの2ヶ月を

力づくの精神、男性性丸出しで

乗り切ってきた。

自分のためにも子供のためにも

稼がなきゃと必死だった。

そこにはプライドもあって

我武者羅に過ごしたが

しかし結果は伴わず、だった。


自分は少し男性性に偏ってるなと

しそ美自身も理解している。

けれど

男性性を使わないと

この窮地や岐路を越えられない!

そんな風にも思っていた。


しそ美は

男性性で乗り切るのが得意だ。

けれども宇宙は

これではダメだという。

❌❌❌


お金の不安も

この家の行方の不安も

そして自身のこれからの老いや

登真斗とのどうにもならない現実

これらをど根性無しで

どうやって乗り越えるのか、

今の しそ美には分からない。


今まで全て一人で泣いて

一人で歯を食いしばって

乗り越えてきた

しそ美の愛すべき男性性を


半分だけにして、

あとの残りの半分は

"なよった女性性"にするなんて

プライドの高く勝気な性格からは

かなりの一掃作業だ。


しそ美は途方にくれた。

数々の山を

乗り越えてきた自信とプライドだが

この山は…

自分の内側の山だぞ…と、

今回の挑む宿敵は

自分の中にあると気づく。


冥王星の時代らしき自己破壊を

しそ美は立ちはだかる

現実の山々の前に

まず、

内なる山への挑戦が

課題であることに気づく。


ここを変革しないと

この先の山々はクリア出来ないと

高次元の存在は

メッセージをしてきたからだ。


(やだな…苦手。)

なよった女性性に何ができるの。

女ならではのオネダリ的な

お調子もん根性なんて大嫌い…と、

しそ美の偏見が

あからさまに流れて出てくる。


そんな しそ美に高次元の存在は

ニヤニヤしながら

課題を出してきたように感じた。


この課題がめんどくさくて

思わずキュッと

唇を噛み締める

野根澄しそ美であった。*∅


2024.4.2

道照月子

#ツインレイストーリー#大人の童話

~season4episode15へ続く~