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      season4

     episode11

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昨日までの冷たい嵐から一転

春めいている。


田貫登真斗の誕生日の翌日は

野根澄しそ美の

Happybirthday!!!の送信から

一転した。


登真斗自身も

この2人の物語の

章が切り替わったと

認識したようだ。


久しぶりの"おはよう"や

久しぶりの"仕事おわった"

などのやりとりが

懐かしくて、逆に新鮮でもある。


この2ヶ月のサイレント期は

初めの2021年の8ヶ月におよぶ

地獄の廃人サイレント期

とは

まったく次元が異なり、


自身の振り返りと自分軸の強固

そして宇宙様と産土様への信頼

それらの学びのための

分離期間だったように思う。

学年が上がったような

短いようで長く濃厚な

そんな2回目のサイレントだった。


2人が音信不通の2ヶ月の間に

しそ美は様々なもがきと

自己の上昇を経験したが、

登真斗にも登真斗のストーリーが

あるんだろうな…と

漠然と思っていた。


やはり

登真斗にもあったようだ。


しそ美のステージとは

また違うものだったが

登真斗は教えてくれた。


《車で信号待ちの時、高校生がふざけあっているのを見た》

からの、

《しそ美なら危ないと注意するんだろうな》


《コンビニでリンゴを見た》

《しそ美と食べたな》


《もう昼か》

《仕事行ったんかな》


《夜か》

《退勤したんかな》


「こんなふうに、しそ美を考えていないのに、時計見ちゃ思い出して、高校生を見ただけでも結局はしそ美に繋がってしまって、何を見ても しそ美に繋がるから不思議やった」


しそ美には関係ない事柄も

みんな 

しそ美へと繋がる事象が

起きていたらしく

(感じていたらしく)

不思議だなーと

毎日何かしら思っていたらしい。


しかしながら登真斗からは

ツインレイのワードは出ない。


そして夢には

ジャジャーンと登場してなくても

《しそ美がクッションにもたれかかっていて、それがどういう訳か、俺なのよ 笑》

登真斗は言った。


もう一生しそ美が頭から

抜けへんやろなと、

それを実感したと登真斗は言った。


しそ美はその話を聞きながら

(嬉しいー♡♡)だけでは無い

感情が湧いた。


"やはり、、、そうか、、。"

という

実験結果を報告されているような

《そちらの状況の報告頼む》

という

ツインレイの興味が先に来て

ツインレイを解明したいような

この現象の不思議さに

感動すらしてしまった。


そうか…

そちらのストーリーはそうか…


ツインレイ男性視点と

ツインレイ女性視点、


ツインレイ男性の課題と

ツインレイ女性の課題、


結局いつかは終わる命を

こうして今

互いの存在を

感じあっているんだ…


登真斗は続けて言った。

「昨日の昼から一気に春っぽくなったわ。まだ風強いけど、これも春なんやろかな」


2人の道のりにもまだ

風が強く吹く山々が見えている。

でもこれも春なんだ。

同じ時代に生きていて

こうして繋がれていることが

じゅうぶん奇跡で、春なんだ。


そして登真斗は言った。

「俺の誕生日がきっかけでよかった!笑」


ツインレイ田貫登真斗と

再び手を取り合って

歩き出すこの道は

まだ続いている。*∅


2024.3.30

道照月子

#ツインレイストーリー#大人の童話

~season4episode12へ続く~