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season３
episode5
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行き詰まる副業への道は
傍から見たら順調だ。
ある意味それは大成功。
すったもんだは
丸見せにする必要は無い。
そう、別に何も問題は無かった。
ただ野根澄しそ美が決めた
自分の予定を計画どおりに
進めていないだけ。
ちゃんと
成るように成っている、
これが本当の所だ。
と、夢のおかげで
思えるようになった。
夢の中でも
しそ美はすったもんだしていた。
あれが出来ていない
これも出来ていないと、
出来ていない事に目を向けて
出来ている事を
自分で評価していなかった。
夢の中の しそ美は
扉が完全に閉まらない家に住み
非常に大きいベランダで
洗濯物を干していた。
雨が降ってきたけど
ベランダが大きいから
洗濯物を入れなくてもいいと
気づいて
慌てて取り込むのをやめた。
雨が降ったら洗濯物を
早急に部屋に入れるべき、
という固定概念が
ベランダは広い、
という事実によって
不要になったのだ。
"ご利用は計画的に"
不安や危機感は
ほどほどにしてみよう。
ムダな心配や圧迫感に
潰されるな！
それは自分が決めたルールだ！
変更すればいい、
ただそれだけ。
夢の中での自分を
客観視しながら
それが浮かんだ。
立春までに間に合わない
という焦りは
これで消えた｡*∅
2024.2.3
道照月子
#ツインレイストーリー#大人の童話
～season３episode6へつづく～