良ければ、生きる前編の方から呼んでください!








「私って、元々、家に居ても全然目立たない存在で、なんなら、ほぼ家政婦みたいな、、、」




「学校でもそうです、男も女もいるイジメグループから、なんでか、分からないけど、イジメの標的になって…」




そう言うと、私は自分のスカートをめくった



理「、、、」

「すいません、急に、こんなもの見せられてもですもんね、」

理「その傷とあざ、イジメグループからやられたの?」

「、はい」

理「それで、もうしんどいから、死のうとしてるの?」

「…はい、」



私は、自分の今までずっと苦しかった話を、こんなに聞いてもらえたことが、無かったから、こんなに話を聞いてもらえたことが、凄く嬉しくて、気づけば、
私の頬には、沢山の涙が流れていた、




「、、、それじゃあ、今までありがとうございました、、」



"理佐さん、"



ふらっ、足を1歩前に踏み出した瞬間、、


ギュッ



理「バカなの?私がそのままじゃあねって言うとでも思ってんの?」
「そこまで苦しくてしんどいなら、すぐにでも私に相談してよ、」


そう言うと、理佐さんは私の腕をそのまま引っ張って私の事を抱きしめてくれた


「、っぐす…なんでなん?なんで理佐さんは、こんな自己中で、生きる価値もない私の事を、構うん?」


理「逆になんでひかるは、すぐ、そうやって、自分には生きる価値がないって決めつけるの?」





「ひかるは、気づいてないの?」



「ぐすっ、え、?何をですか、?」


理「メンバーのみんながひかるの事、すごく必要としている事」


「?!…」


私は知らなかった、学校の事や、家の事で、頭がいっぱいになって、櫻坂46のメンバーの存在を…


「、こんな私でも、必要としてくれてる…」

理「うん、そうだよ、」
「だから、いつでも、しんどくなったら、メンバーに相談していいんだよ、」


その言葉を聞いた時、私の中で何かが吹っ切れた、


「、、、うわぁぁぁあん!」





理「辛かったね、もう大丈夫だよ、」






その日、私は泣き疲れて、いつの間にか、理佐さんの腕の中で寝てしまっていた







「うぅ、ん、?」

理「あ、起きた?」

「えっ、ここは…どこですか、?」

理「あ、ごめんごめん、ここ、私の家」

「あっ!ごめんなさいお邪魔して、、」

理「全然いいよーそんな事より、これから、収録あるから、風呂入って準備してきなー」

「でも、服がなくて、」

理「大丈夫!昨日、ひかるが寝たあと、こっそりひかるの家に入って服とか色々取ってきらから、笑」

「えっ!?笑ってる場合じゃないですよ!」
「でも、ありがとうございます、」

理「いいよ、よし!風呂入ってきなさい!」

「はーい」





その後というと、
親と話し合って正式に縁を切り、学校も転校して、イジメもなくなった。
親と縁を切ったので、帰る家が無くなってしまい、どうしよ、と悩んでいた時、
メンバーのみんなが、





『私の家来る?』








と、声を掛けてくれて、今は、ほのちゃんと一緒に住んでいる


「ただいまー」
田「おーおかえりー」
「なぁ、ひぃちゃん、これからご飯食べ行かへん?」
「いいね!いこいこー!」



楽しい日々を、これでもかって言うくらい、満喫してます