昨日、何気なくJRA-VANの競走馬登録抹消のリストを見てみたら、1頭気になる馬がいた。
「フサイチナガラガワ」
この馬の名前を見た瞬間、一つの時代が終わった感じがした。
この馬、「フサイチ」の関口房朗会長最後の所有馬。不景気の煽りが影響してか、最近メディアへの露出が全くなった。90年代、全く競馬に興味がなかった頃テレビで流れる関口会長の私生活が放送される度、「馬主さんって凄い儲かるんだなぁ・・・」と思った記憶がある。でも、今冷静に考えるとあの豪快な私生活が何年も続かないと思えるのも自分が年取った証だろう。小さい頃はある意味憧れの存在だったかもしれない。
競馬界においては「ダービー馬」フサイチコンコルドを初めフサイチソニックやフサイチペガサス、フサイチリシャール、フサイチホウオーの5頭を種牡馬として送り出した。種牡馬の実績は別として、個人馬主で5頭もの種牡馬を送り出したのはとても凄い事だと思う。
フサイチソニック産駆は最近あまり見ないが、フサイチコンコルド産駆はダート下級条件の中距離でしぶとく活躍しており、フサイチペガサス産駆はOP馬フサイチセブン等排出している。フサイチリシャールはクロフネの、フサイチホウオーはジャングルポケットの後継種牡馬としてこれからの活躍が期待される。
あの豪快な買い物をする姿は競馬界だけでなく社会的に90年代を代表する日本の名物社長だったと思う。
これも社会の流れなので運命には逆らえないが、寂しのいと事だ・・・。