これから先、将来の事を考えるとこのレースが競走馬人生のターニングポイントじゃないかと睨んでいたキングスエンブレム。

レースこそは勝てなかったが2着でゴールし最低限のノルマ「賞金加算」をクリアした。

かつてのダート王の弟として注目されてからもう五歳にまで成長。デビュー後数年は我慢の時期があったもののやっと軌道に乗ってきた様に思えます。


逆に快挙?を達成したのが今回の勝ち馬・トライセンド。

去年新設されたレパードSに続き2年連続新設重賞制覇はもしかしたら初の快挙ではないだろうか?

調教の時点で他の出走メンバーを圧倒するタイムを叩きだし、加えて2つのダートコースでレコードタイムを持っているこの馬にすれば、まさに順当勝ちのレースだったのではないでしょうか。


トライセンドの重賞制覇で古馬ダート路線が激化してきました。本番のJCダート向けて、来週最後のステップレース「武蔵野S」がありますが、はたしてこのレースからもダート王競争に名乗りを上げる馬が出てくるのでしょうか?


ダート路線勢力図とは関係無しに今回、1頭の馬をピックアップしてみました。


その馬は「フサイチピージェイ」です。

この馬に限った事ではないですが、「フサイチ」が他人名義で出走している事について競馬関係者はどう感じているのかな?って思いました。


「フサイチ」は90年代を代表する名物オーナー・関口房朗社長の冠名です。

過去には、ダービー馬・フサイチコンコルドを始め、フサイチソニック、フサイチリシャール、フサイチホウオーの種牡馬に加えエリザベス女王杯馬・フサイチパンドラ等の多くの活躍馬を所有していました。

近年、不況の影響かメディアへの露出もすっかり減ってしまった一方、所有していた馬を他のオーナーへ売り渡し手元に残っている所有馬は現在1頭になってしまいました。がかつて所有していた馬は所有時の名前のまま元気にレースに出走しています。


例えばの話、若手の騎手はともかく中堅・ベテランの騎手が1頭の「フサイチ」馬に騎乗し重賞を勝った場合、勝利の喜びをどう表現するのでしょうか?

騎手の方も1人の人間なワケですから「現」オーナーに喜びを報告する人もいれば、「元」オーナーにとりあえず連絡する人だって中には居ると思うし、面白半分で「元」に直撃インタビューする記者も出てくる可能性だってあるはず。


オーナーだって事情があって愛馬を手放しているワケですから、1頭の競走馬が別のオーナーに譲渡され名義が変わる時に限りややこしくなりますが馬の名前を変更してもいい様な気がします。


仮に「マイネル」馬しかいない牧場に1頭だけラフィアン名義の「フサイチ」馬がいたら不自然じゃないですか?


難しい問題だとは思いますが、不景気が続いている今だからこそ出来る改革をJRAさんにもっとやってもらいたいですね。