夏だから八墓村 | ウール羊と “ちょこっと” ニャン吉

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や、ただ単に金田一耕助が出てくる映画が観たかっただけっていうね。

数ある金田一物ですが、夏なのでいちばんホラー色の濃いこちらをチョイスしました。

「八墓村」




1970年代に数多くの金田一映画を手がけてきた市川による映画化作品。物語は簡素化されているが、原作に比較的忠実に描かれている。特に、原作ではヒロイン的な扱いながら映像化の際は省略されることの多い典子の扱いが比較的重い点が特徴。この映画では、金田一は諏訪弁護士の依頼により村を訪れている。そのほか、犯人特定のきっかけが非常に露骨なものとなっている。

監督 市川崑

出演 豊川悦司、高橋和也、浅野ゆう子

製作国 日本 1996/10

金田一耕助もいろいろな人が演じているのでどれを観るか迷ったのですが、豊川悦司さんの金田一が結構コミカルなので、1996年版を借りてきました。

最初はこのようにモノクロの映像から始まります。




これは、たぶん皆さんご存じかとおもうのですが、有名な津山事件を元に書かれた、横溝正史の小説を映画化したものです。




1996年版は、主人公の多治見辰弥を高橋和也さんが演じてます。

もう何度も観ている映画だし、原作も読破済みなのですが、脚本によって微妙にストーリーが違ったりするので結構面白いです。




この映画では森美也子役を浅野ゆう子さんが演じている他、




小竹さんと小梅さんを岸田今日子さん(一人二役)が演じてます。

つか、この双子の婆がいちばん怖いというね。




豊川悦司さん若いなぁ。




そしてすごく走り回ってます。

てか、豊川悦司さんの「八墓村」は、尼子の落武者が騙し討ちにあう描写がわりとマイルドになっていてたいして怖くないのですが、



こちらの1977年版だと、わりとグロ描写もあったりするので、怖さからいったらこちらがいちばん怖いです。

ちなみに、金田一耕助を渥美清さん、多治見辰弥役を萩原健一さんが演じてます。

最近では、稲垣吾郎さんが金田一役、




藤原竜也さんが多治見辰弥役を演じてました。




こちらはDVD になってないのかな?

古谷一行さんや上川隆也さん、片岡鶴太郎さんも金田一を演じているのですが、どれもTVドラマなので探してもないんですよね。

観たいんだけどなぁ。




そして、

「タタリじゃぁぁぁぁぁっ!!」

と叫ぶ濃茶の尼。




演じているのは白石加代子さんです。

や、なんか迫真の演技でちょっと怖かった(^_^;)

や、でも双子の婆には敵うまい。

婆たちのインパクトが強すぎてもうね。

映画も面白いですが、原作はもっと面白いので、興味のある人は読んでみてください。
もちろん、映画もオススメです。
ちょっと古いけど。

金田一初登場は「本陣殺人事件」からなので、




まずはこちらを・・・つか、表紙が怖い・・・((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル