面白そう、と思って借りてきたらまさかのインド映画でした。
「マッキー」
悪徳実業家に殺されてハエに生まれ変わった男が、小さなハエの姿のまま愛する人を守り、復讐に立ち上がるインド発の痛快エンタテインメント・ムービー。建設会社の社長スディープは、邪魔者は躊躇なく殺す極悪人。ある日スディープは美しいビンドゥと出会い、一目惚れ。さっそく、彼女が気にかけている貧乏青年ジャニを始末する。ところがジャニは、不思議な力によって一匹のハエ“マッキー”に生まれ変わる。愛するビンドゥを守るため、その小さな体で憎きスディープに戦いを挑むマッキーだったが…。
<allcinema>
監督 S.S.ラージャマウリ
出演 ナーニ
サマンサ・プラブー
スディープ
製作国 インド 2013/10
史上最小のヒーロー?
いや、ちっこすぎるだろ。
つか、“休憩” って・・・・・。
もしかして、インドの映画館では休憩を挟んで前後編で上映するってこと?
まあ、それは置いといて、前半部分はほぼラブコメ。
主人公のジャニと、
ヒロインのビンドゥがかたやストーカーっぽく、かたやツンデレでストーリーが進むのですが、
そこへスディープが割り込んできます。
そして、この極悪人にジャニが殺されてしまうのですが、
ハエに生まれ変わります。
いやもう、このハエが・・・!!
ていうか、インドではハエのことをマッキーて言うんですね。
知らなかった。
どうしよう。
ハエのくせにカッコいいとか。
ヤバい。
なんか顔が仮面○イダーに見えてきた。
(リアルマッキーはうるさいけどな!!)
しかもミリ単位でちっこいのに筋トレとか、めっちゃワロス。
目にマスク(というかゴーグル?)までつけちゃって。
ビンドゥのガーディアンと化したマッキー・ジャニに翻弄される悪の権化スディープ!!
ちょこちょこシリアスなシーンを突っ込んでくるのですが(殺しのシーンとかね)、マッキーとスディープの対決が面白すぎて、ていうか、コメディだったな。
この映画のジャンル。
散々マッキーにバカにされたスディープは、大人げなくも、
この装備である。
復讐の仕方もちっこいハエならでは。
いちいち笑わせてくれます。
もちろんダンスも歌もあり。
ウール羊、インド映画はこれが初めてですが、なんとも面白い映画です。
前半のラブコメ部分はちょっとダルい感じがするものの、ジャニがマッキー(つかハエ)に生まれ変わってからが面白くなってきます。
ちっこい体で頑張るマッキーは必見です。
いやもう、文句なしで面白かったです。
インド映画に開眼しそう・・・・・。