こんにちは。
グスッ。
・・・・失礼しました。
やはり相棒がいないと淋しいので、ウィンドヘルムへ来ている、
ニャン吉です。
ただいまショッキングな出来事に遭遇したため、後ろ向きで失礼します。
故・カッパちゃんにニンジンをお供えしたあと、お馬さんのいる楽しさが忘れられない俺はウィンドヘルムの馬屋に来ました。
しかし。
お馬さんに近づくとなぜか “盗む” なんて出たうえ、
一頭しかいません。
おかしいな。
確かに二頭いたはずなのに。
近くの人に聞いてみたら、
「おう。馬車に乗るかい?」
いや、そうではなくこの馬屋さんに何が起こってるんです?
「フッ・・・そんなに知りたいか」
へ・・・?あ、はい。
「なら教えてやろう。それはついさっき、お前もご存知のドラゴンが来襲してな」
ああ、あのドラゴン。
でも、アイツは俺とニャンコキャラバン隊御一行様とで倒しましたよ?
それと何か関係が?
「フッ・・・足下を見てみな・・・」
足下?
ナニィッ!?
「クッ・・・ヤツは血の気が多すぎた・・・」
てことは、もうウィンドヘルムではお馬さんを譲って貰えないってこと!?
そんなぁ。
どうにも諦めきれないので、今度は、
マルカルスに来ました。
ああ、カッパちゃんにそっくり・・・。
お尻が白いけど。
「あの~・・・」
ん?なんか声が・・・。
「そりゃね。僕はモフモフじゃないし、ホネホネだし、鞍が着いてないし、乗るとお尻が痛いかもだけど」
え~と?
「ソウルケルンで僕をGETしたじゃん。もしかして、綺麗さっぱり忘れてたんじゃないだろうね」
あっ!!
「ハァ~・・・。やっぱり」
い、いえ!!忘れてません!!忘れてませんとも!!
お、俺がアルヴァクくんを忘れるなんてそんなぁ、えへへ・・・。
「いいんだよ?別に。忘れてたって別に。恨んでないよ、別に。ちっとも恨んでないから、別に」
ま、まずい。
やたらと “別に” を強調してくる。
こ、これはご機嫌を取らないと。
そう。彼はアルヴァクくん。
ドーンガードのクエストで、ソウルケルンて場所に行ったときにこの頭蓋骨をGETすると、アルヴァクくん召喚の魔法が使えます。
“別に、別に” とイジケまくるのを必死に宥め、でもやっぱり骨はお尻が痛いと思い、
モフモフお馬も譲っていただきました。
「やっぱり、僕がホネなのがいけないんだね。分かった。山賊さんたちから毛皮の鎧を貢いで貰って・・・、必要なら僕の蹄で踏んづけてもいいよね」
以外と気が強いのか。
そういえばソウルケルンでもドカドカと敵を踏んづけていた・・・ような気がする。
しかし、毛皮の鎧を着たスケルトンの馬。
・・・想像できない。