なぜこんなタイトルになったかというと。
入り口がものすごーく分かりづらい場所だったので。
デイスプリング峡谷に行きたかっただけなのに、かなり苦労しました。
目的地はここです。
ドーンガード砦なのですが。
“超”上から目線のタフガイがいました。
はい。
俺、ドーンガードに入りました。
だってー。吸血鬼がウザかったからー。
てことで、こんな場所にいます。
ディムホロウ墓地です。
最深部にはこのお方がいらっしゃったのですが、
セラーナさんといって……。
「誰に話しているのかは分かりませんが、はやく家まで送って下さいませんこと?」
……はい。
文章では分からないかもしれませんが、お優しい方ですよ。
……たぶん。
あ、セラーナさんが背負ってるブツは星霜の書です。
で、家まで送らせて頂い……。
「定命の者が入るといろいろ厄介ですわ。ここより先はわたくしの言う通りにするのです。よろしくて?」
……はい。
つい素直に言うこと聞いちゃうのは何故でしょう。
きっと彼女の胸のせ……。
「何かおっしゃいまして?」
いえ、何も、アハハハハ……。
ヴォルキハル城の内部です。
セラーナさんて、いいとこのお嬢様だったんですね。
だから、俺もついつい言葉使いが……。
「セラーナを連れてきてくれて感謝するぞ!!」
あ、いえいえ。
礼には及びません。
(つーか、誰?)
「わたくしの父ですわ」
はあ、このお方がお父さ……。
「何か褒美を取らそうではないか!!」
あ、いえいえ。
どうぞお構い無く。
「私の“血”でどうだ!!」
あ、いえいえ。
そんなそんな……え?
「吸血鬼になれば、このように魅力的に変身出来るぞ!!」
「どうだ!!ん!?」
…………………………えーと。
「ムフフ、このようにガチムチになれるのだぞ!!」
…………俺の美意識が許さないので遠慮します。
「………………お仕置き!!」
外に吹っ飛ばされてました……。