ねねです照れ




私は今
クリニックでナースの仕事をしていますが


患者さんでご高齢の方は
ご家族、特に娘さんが付き添いで来られる方が多いです。



そして今日は94歳のお母さんが受診するので
娘さんが付き添いで来られた親子がいらっしゃいました。



診察室に入ると娘さんが
「先生、もう私、この人のお世話は限界なんです。
早く施設に入ってほしいんです」と
お母さんがそこにいるのに
ズバズバとそんな事を話し出したので
ビックリしてしまいました。


94歳のお母さんは
杖は使っているけどお元気な方で
娘さんがそんな事を言っているのに哀しい顔はせず
苦笑いしている感じでした。



娘さんは母の身体の事を思い
生活全般、特に食事について気をつけているのに
肝心な本人はぜ〜んぜん、娘さんのいう事を聞かないと言うのです笑い泣き


大人しそうなお母さんは
クリニックではいい子ちゃんになるけど
家だと結構強いんだそうです爆笑



先生は娘さんの気持ちも汲みながら
患者さんにはやんわりと
生活や食事についての注意点を説明していましたが
きっと
毎回同じような場面が繰り返されているんだろうなぁと思えました。



あとでクリニックのスタッフに
コレコレこうでビックリした‼️と話すと

「あぁいつもそうなのよ。娘さんはあんな事言ってるけど、お母さんの事一生懸命みてるのよ」
と教えてくれました。


確かに実の親子だから
言いたい事を言い
たまに来るクリニックで娘さんは愚痴をこぼし
また明日からの活力を見出している
そんな風に感じました。


本当に娘さんが切実なら
とっくにケアマネさんや家族に相談して
施設や短期入所の方法をとったりする事も出来ますからねおねがい


今回の親子さんは一見大丈夫〜!?
と心配になりましたが

きっと家では
お互い何でも言いたいこと言って
いい関係で生活してるのだと思います。



あと何年生きられるか分からない人生だから
お互い思いっきり生きたいように生きて
疲れたら誰かに助けて貰えばいいのよ
そんな風な事を勝手に思いつつ


お二人に
「今日もお疲れ様でした。明日もなるようになるさ
 悔いのないように生きましょっ」
ってこれまた勝手にエールを送ってしまう夜でした。



blogお読みいただきありがとうございます😊


今日も思いっきり生きて晴れ

清々しい気持ちで過ごせますように照れラブラブ