さて、本日は、前回の続きです。
まだこちらの記事を読んでない方は、
そちらを先に読んでいただいた方が
今日の記事は理解しやすいかと思います
簡単にだけいうと、
不安は根拠のない幻想だから、
まずは身体にアプローチしましょうね。
（結局は、身体が心の土台になるので）
という話と、
身体にアプローチした上で、
それでも不安がなくならない方は
もう一歩先の、アプローチが必要になります。
というところまで、お伝えしました。
では、もう一歩先のアプローチとは？
結論を先にお伝えしてしまうと、
『内側の自分と仲直りすること』です。
内側の自分？仲直り？？
はい、そうです。
内側の自分、奥の自分、魂の自分。
呼び方はなんでもいいのですが、
現代人が、普段、認識している
「思考」の自分ではない、
普段は隠れている、
「本音」の自分、または本当の自分、
そういう存在がいるんだと思ってください。
不安で不安でしかたない人、
何かが足りない…埋めなきゃ…という不足感や
孤独・寂しさを感じやすい人、というのは
内側の自分と、外側（思考）の自分が
乖離してしまっている状態なんですよね。
内側の自分との間に、
心の距離ができてしまっているんです。
だから、寂しいし、不安を感じる。
だって本当は一番繋がりたい自分自身と
繋がれていないから。
現実的な理由なんかありません。
（あったとしてもそれは思考がこねくり出してるだけ）
人は、内側の自分と乖離すると、
そこはかとない（根拠のない）不安、
不足感、孤独を感じる生き物なんですよ。
じゃあ、どうやって
内側の自分と仲直りするのか？
これは、現実の人間関係と
まったく同じです。
例えるなら、
大切な大切な生涯のパートナーが、
自分に何度も話しかけてきてくれているのを
何十年と無視してきたり、黙って！と抑えつけたり、
ひどい扱いを（知らず知らず）したりして
たくさん傷つけてきてしまった。。
そんな状況を想像してみてください。
そのパートナーが、自分の目の前で
傷ついて心を閉ざしているとしたら･･･
あなたなら、どうやって仲直りします？
まず、謝りますよね、きっと。
口だけじゃなく、心を込めて。真摯に。
真摯に謝るためには、
自分が何をパートナーにやらかしてきたのか
真に悟る必要があります。
これを悟らずに、形だけ謝罪されたって
パートナーは納得してくれませんから。
（自分が傷つけられた側だったら･･･そんなの嫌じゃないですか？
）
そうして謝罪したら今度は、
相手が何を求めているのか？
どうしてほしいのか？を聞きだして、
それをやってあげる。
「これからは大切にするよ」と言うなら、
それをちゃんと行動に起こす。現実にしてあげる。
これに尽きます。
仲直りのしかたを一言で言うと、
内側の自分の要望を聞く→行動する。
ひたすら、この繰り返しです。
そうして内側の自分との
信頼関係を回復していくんです。
この、内側の自分の要望を聞く部分だけ
ちょっとコツが要るんですけど
（頭で考えても答えは出ませんよ〜〜〜）
やることは、超、シンプル！！
例えば最近の継続セッションで
出てきたのは、
背中をさすってほしい、とか
頭や上半身に触れてほしい、とか
職場でもっと話させてほしい、とか
でしたね。
そんなシンプルなことなのに、
びっくりするぐらい、
自分が内側から満たされるんです。
「こんな感覚は初めて味わいました」
とおっしゃってた方もいました
内側の自分の要望を聞く。
すごくシンプルで、簡単なようでいて、
実はこの部分を履き違えていらっしゃる方が
本当に多いんですよね。。
ちょっと今日は長くなってきたので･･･
じゃあ、どう履き違えているのか？
心のことを学んでも現実がラクにならない人に多い、
2つのパターンについては、また次回書きます！
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高橋 佳那
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