昨日の記事を書きながら
感じたことの続き。
感情は、避けて逃げ回ってる時が
一番悪さをするよって話。
魂の喜び研究家
心理カウンセラーの七咲佳那です。
昨日の記事を書きながら思った。
私は離婚してからずっと、
この惨めな感情を感じるのを
無意識に避けてた気がする。
寂しさとか怖さ、
お金の不安や
心細さなんかは
自覚しやすかったけど
どこかで、
「惨め」にだけは
なりたくなかった。
それを感じてしまったら
「負け」な気がしてた。
離婚したって、ひとり親だって、
豊かになれるし幸せになれる！
ってことを証明したかった。
実際にうちは、
世のひとり親家庭の中では
かなり恵まれてる方だと思う。
でも、この
「恵まれてる方だよね」という
思考に逃げていたんだよね。
〇〇より私は恵まれてるって
何かを引き合いに出したり
無理やり感謝しようとしたり
豊かさを感じようとするのは、
実は、惨めな感情や不安や怖れを
感じたくなくて、そこから逃げるために
思考を使ってるだけなんです。
このパターン、やってる人
多いと思うんだ。
分かりやすい例で言うと
お金の不安や
一人ぼっちになる怖さや
嫌われたくない気持ちから
目を逸らしたくて
思考であれこれ考えて
感情に蓋をしていると、
変なとこで散財してしまったり
身体の不調として現れたり
現実が拗れてきたりする。
実はめっちゃお金の不安があって
心の底では怖くてたまらないのに、
それを感じきらないまま
思考だけで何とかしようとしても
余計に不安を感じるような現実を
引き寄せてしまうだけなのだ…
引き寄せの法則なんかで
「思考が現実化する」と言われるけど
あれは本当は、エネルギーの話だから
感じたくない感情から逃げるために
無理やりポジティブ思考に
持っていこうとするのは逆効果になる
でも、感情から逃げるために
思考グルグルしてしまってる人が、
それに自分で気づくというのは
なかなか難しいらしい。。
そもそも思考グルグルの状態と
感情「のみ」をシンプルに感じている状態の
違いが分からない人も多いと思う。
だから、思考グルグル状態に
まずは「気づく」ことが大きな第一歩。
気づけたら、あとは対処できるから。
そこに気づけた時は、
自分は本当はどんな感情を
感じているんだろうって
身体の感覚に集中してみてね。
自己受容において強調したいのは、
ネガティブな感情って
そんなに悪いものではないよ。
感じるのが怖いのはよく分かるけど、
思いきってザブン！と
感情の波に飲まれてしまえば、
実は怖がってるほど
感情って長くは続かない。
感じ始めた時が一番キツくて、
徐々に慣れてくる頃には
その感情が薄れてきて、
感じきったらスッキリ爽快。
それを感じたくなくて
逃げ回ってる時の方が、
よっぽど長引いてしまうし
現実に悪さもしやすい。
私は、惨めになるのが怖いなら、
先にその惨めな感情を感じきっちゃえば
怖いものナシじゃん！
てことにようやく気付いた。笑
でもこの、何かの感情から逃げてるって
気づくことが一番難しい。
感情との付き合い方を身につけると、
生きるのが本当にラクになるよ。
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