長女の中学受験終了から、7年が経過しました。
3人の子供たちの受験を見てきて、変わったなあと思ったことを
つづろうと思います。
偏差値
これは、コロナの影響というよりは、近年の共学化、附属校人気による
要因が大きいとは思いますが、長女の時から比べると、びっくりするくらい
偏差値が変わった学校もあります。
中でも一番、すごいなあと思っているのが
「青山学院横浜英和中学校」
この学校は、長女の時は女子校(横浜英和女学院)でした。
当時、附属の小学校に在学していたお友達のお母さまは
「うちの学校、どんどん人気がなくなってて、そのうち無くなるかも」
と本気で、本気で心配されていました
2015年度 四谷大塚の80偏差値では
2/1午後入試・・・偏差値48
2/2午前入試・・・偏差値44
2/2午後入試・・・偏差値47
でした。
ちょうど、2014年に横浜英和が青山学院の附属校になるかも
しれない、という話が出ました。
が、受験時には不確定要素も多く、塾の先生もまだどうなるか
わからないね~、という感じだったのです。
その後、正式に青山学院の附属校となり、長男が受験する年から
男子の募集が始まりました。共学化です!
附属校、かつ共学化ということで、長男のときから人気が高まって
いきました。
とはいえ、まだ四谷大塚80偏差値は53程度でした。
(当時の偏差値一覧が残っておらず、長男の合不合判定模試での
併願校候補のデータでみると、2/3午後入試で偏差値53でした)
そして、2021年度(2022年2月)、
次女ちゃんの受験のころには、「中堅校」ではなく
「上位校・難関校」に爆上がりしていました
2/1午前入試・・・男子(53)/女子(56)
2/2午後入試・・・男子(56)/女子(58)
2/3午後入試・・・男子(55)/女子(57)
特に女子の方が偏差値が高めに出てますね。
共学附属校、あるあるでしょうか
たった7年で、偏差値が約10程度アップしているのです
(もともと女子校だったので、女子ベースでの比較です)
すごくないですか???
青山学院横浜英和は、附属校といっても全員が青山学院に
進学できるわけではなく、約6割程度の推薦枠、と聞いています。
それでも、この人気っぷり。
本当、すごいな~~~の一言に尽きます
その一方で、偏差値が下がっている学校もありますよね。
学校の名誉のために、校名を出すのは避けておこうと思います…。
ちなみに、長女の母校は、この下がったパターンの学校の1つです。
長女が受験した時と比べると、偏差値が5ほど下がっているようです
附属校ではないですし、ここ数年、国公立大学への合格者数も
ぱっとしない、さらにオンライン化に出遅れた感が強い、
などが原因でしょうか‥。
学校の入口の偏差値が下がると、出口(大学合格実績)にも影響
してきますからね…。
指定校推薦の枠などが減ってしまわないか、心配しています
母校がなくなってしまうのは悲しいですから、どうかがんばって
盛り返していってほしいなと願っています