去年の暮れに
ダラケモードに突入し、私を激怒させた、親父さん風の子が
気まずそうな顔をしながらドアを開けて入って来た。

もうちょっとサボるかなと思っていた私は、以外に早い白旗に拍子抜けしてしまった(笑)


「おお!久しぶりだな、よく来たよく来た!」


すると彼は照れ臭そうにいつもの席に着いた。


しかし、まだぎこちない。


合格祈願のお守りを渡すと


「ありがとう」
と、小さな声が。


じ~んとしている私と気まずそうな彼。
それにつられて気まずそうな他の子供達。

そんな空気が流れていた。


すると彼が

「俺が買ったのと同じじゃん!ダハハハ!」


一気にいつもの雰囲気に(笑)

「じゃあ、お守り効果も二倍だな!勉強も二倍だ、早くやれ。」



彼はブ~ブ~言いながら
問題を解きはじめた。



嬉しかった、来てくれて。



よし!サボった分、早く取り戻そうな!





全員合格の思いを胸に


一人一人に合格祈願のお守りを渡した。


全員がとても喜んでくれた。


とくにヤンキーくんが、
「スゲー!!ありがとう!嬉しい!」


と、喜んでくれた。


「このお守り、どうやって持ってればいいの?」


真剣に聞いてくる彼。


大切に思ってくれたという事が私の心に伝わってくる。


彼の言葉により、私の方が嬉しくなってしまった。


来年も再来年もその先も、私はこうやって、子供達の一言一言に一喜一憂しながら年を重ねてゆくのだろう。

いや、重ねてゆきたい。


新年早々、こんなに嬉しい気持ちをもたらせてくれたお守りに感謝。


そして子供達に感謝。











部活から解放され、この冬休みにダラケモードに入った子に対して、

私は激怒した。


傷つけたかもしれない。


しかし、そのだらしなさと、人のせいにするという子供特有の甘えに対して、


私が激怒したことを
謝る気など
更々ない。


ここでくじけて、人のせいにして逃げる奴は
大人になっても同じ。


ここは叱るべき所と私は解釈している。


どうでもいい奴なら
テキトーにご機嫌とりをする。


でも、あいつはどうでも奴なんかじゃない。



激怒して悪いか~!



ムカついたなら、



私を見返すくらいやってみろ!



逃げてんじゃね~よ、



親父さん風の坊ちゃん!