今夏で90歳になる父と
86歳になる母。
父は頭の回転は鈍くなったものの
認知症の気配は感じられません。
ただ耳が遠くなったので
必ず2回話しかけないと会話が成立しません。
そして年齢相応の気力・体力の低下で
すぐにイライラするようになり、
時々転ぶようになりました。
先日の帰省の際も
朝の散歩の帰りに階段で転倒
咄嗟に手が出ず
まともに顔をぶつけてしまい
メガネが鼻に押し付けられて負傷しました。
今後は手すりを持つように
強く言ったのですが
言うことを聞いてくれるかどうか。。。
今のことろ大事に至っていないのが幸いです。
母は認知症を発症していて
とにかく覚えることができません。
そのせいか、
自分の体調など状況説明ができないし、
コミュニケーションがうまく取れないことも
あります。
病院などの予約は
父と私が覚えるようにしていて
診察に行く際には
私が同行して症状を説明します。
骨粗鬆症と腰部脊柱管狭窄症で
膝痛と腰痛があり、
ひどいときは歩行困難な状態です。
そんな両親の日常生活で
一番悩ましいのは「食事」です。
母はもう料理はほとんでできませんし、
やりたがりません。
父は目玉焼きやインスタント食品や
冷凍食品はできますが、
それ以上の料理はできません。
朝ごはんは白米に納豆、目玉焼き、
昼ごはんはパン、
夜ごはんは冷凍食品やスーパーの
お惣菜やお弁当を中心に
たまにカップ麺などを食べています。
私が帰省した際に料理を作るのを
楽しみにしているようです。
両親の食事をどうするか・・・
考えた結果、「冷凍弁当」を
試してみることにしました。
調べてみると
「冷凍弁当」と言っても
通販で購入するものもあれば
最近ではスーパーの冷凍食品売り場
でも売っていることが分かりました。
1食分で400～500円くらいが相場のようです。
帰省中にニップンさんの「よくばり御膳」を
試食してみました。
ワタシ的には
ご飯は結構美味しかったし、
おかずもまぁまぁといったところ。
でも、母は「美味しくない」と一刀両断。
父は味がどうこうと言うより
量が少なすぎるとのことでしたが、
「買っておいて、いざという時に
食べるにはいいかもしれない」
と言っていました。
う〜ん、なかなか難しそうです
「美味しいものを食べる」ことは
高齢な二人にとっては
大切な楽しみのひとつだと思うので
もう少し探ってみようと思います。
では、今日も
ごきげんな一日を過ごしましょう