SF短編小説アンソロジー「宙を数える」「時を歩く」(2019) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?



【作品概要:「BOOK WALKER」より引用。】


【東京創元社文庫創刊60周年記念刊行】
創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞者、佳作入選者が競演。〈宇宙編〉には高山羽根子(第1回佳作)、酉島伝法(第2回正賞)、理山貞二(第3回正賞)、オキシタケヒコ(第3回優秀賞)、宮西建礼(第4回正賞)、宮澤伊織(第6回正賞)の6名の傑作を収録。ソロバンを携え銀河を旅する交易船、海に覆われた惑星に棲息する音をあやつる生き物たちの旅路、航行中の宇宙船で起こった前代未聞の連続殺人──2020年代のSF界を牽引する“東京創元社生まれ”の気鋭作家陣が贈る、書き下ろしテーマ・アンソロジー。

【収録作】はじめに 東京創元社編集部/「平林君と魚(いお)の裔(すえ)」オキシタケヒコ/「もしもぼくらが生まれていたら」宮西建礼/「黙唱」酉島伝法/「ときときチャンネル#1【宇宙飲んでみた】」宮澤伊織/「蜂蜜いりのハーブ茶」高山羽根子/「ディセロス」理山貞二/ちいさなあとがき

題名:「宙を数える」 書き下ろし宇宙SFアンソロジー

編者:東京創元社編集部

出版元:東京創元社 (創元SF文庫)

発行日:2019年10月31日

読了日:2023年6月27日




【作品概要:「BOOK WALKER」より引用。】


【東京創元社文庫創刊60周年記念刊行】創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞者、佳作入選者が競演。〈時間編〉には松崎有理(第1回正賞)、空木春宵(第2回佳作)、高島雄哉(第5回正賞)、門田充宏(第5回正賞)、石川宗生(第7回正賞)、久永実木彦(第8回正賞)、八島游舷(第9回正賞)の7名の傑作を収録。正統派のタイムリープものから、古典落語をモチーフにした幽霊譚、全人類がみなバーチャル世界で生きる未来での引っ越し騒動まで。2020年代のSF界を牽引する“東京創元社生まれ”の気鋭作家たちが贈る、書き下ろしテーマ・アンソロジー。


【収録作】はじめに 東京創元社編集部/「未来への脱獄」松崎有理/「終景累ヶ辻」空木春宵/「時は矢のように」八島游舷/「ABC巡礼」石川宗生/「ぴぴぴ・ぴっぴぴ」久永実木彦/「ゴーストキャンディカテゴリー」高島雄哉/「Too Short Notice」門田充宏/ちいさなあとがき


題名:「時を歩く」 書き下ろし時間SFアンソロジー

編者:東京創元社編集部

出版元:東京創元社 (創元SF文庫)

発行日:2019年10月31日

読了日:2023年7月10日



【感想】


自分の頭🧠で考えると、圧倒的に宇宙SFが好きだと思うのだが、実際に読んでみると、面白いのは時間SFの方かも🦆しれない。この2つのアンソロジーでも、時を歩く」の掲載作品の方が印象に残っている。

未来と過去の輪が綺麗に閉じる様な、読後感がすっきりした予定調和的作品も好きだが、そうはならずに時間が解けて、収拾がつかない様な作品にも惹かれる。何故なのだろうか?。

宇宙の広大さを、なかなか文学で語るのは難しいが、時間はたった昨日今日の物語でも、めくるめく様な迷宮に陥り易いのではないかと思う。

宇宙と時間が絡んで、時空の彼方に連れていかれる様な物語が一番好きなのかも🦆。

いずれにしても、SF好きの方に、この2つのアンソロジーは、超オススメである。






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