クリストス·ニク 「林檎とポラロイド」(2020) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

スキー大好き、旅行、モータースポーツ観戦、読書、映画·演劇·音楽·絵画鑑賞と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【日本語字幕付予告編 BITTERSENDinc チャンネル 2022/1/11公開:2分05秒】



【作品紹介:「映画公式サイト」より引用。


監督を務めるのは、リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)や、ヨルゴス・ランティモス(『女王陛下のお気に入り』)の助監督を務めていたクリストス・ニク。

奇抜なアイデアと人間への優しい眼差し──彼らの持ち味を独自に昇華させ、オリジナル脚本で創り上げたデビュー作『林檎とポラロイド』。おかしみと切なさを見事に融合させた本作は、ワールドプレミアとなった第77回ヴェネチア国際映画祭で上映されるや、「見事なまでに胸を打つ〈ガーディアン紙〉」「魂のこもった今日性のある映画〈ヴァラエティ誌〉」と、その独創的で普遍的な物語に、絶賛の嵐が巻き起こった。

さらに同映画祭のコンペティション部門の審査員長をしていたケイト・ブランシェットは、その評判を耳にし、本作を観賞。監督の才能に惚れ込み、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加することを熱望し、新たにクレジットされた。

次回作はケイト・ブランシェット プロデュース、キャリー・マリガン主演で製作が決定! 2作目にして早くもハリウッド・デビューを果たすクリストス・ニク。世界が注目する監督のひとりとなる。




【あらすじ:「映画公式サイト」(上矢印)より引用。

「お名前は?」「覚えていません」──。バスの中で目覚めた男は、記憶を失っていた。覚えているのはリンゴが好きなことだけ。治療のための回復プログラム“新しい自分”に男は参加することに。毎日リンゴを食べ、送られてくるカセットテープに吹き込まれた様々なミッションをこなしていく。自転車に乗る、ホラー映画を見る、バーで女を誘う…。──そして新たな経験をポラロイドに記録する。

ある日、男は、同じプログラムに参加する女と出会う。言葉を交わし、デートを重ね、仲良くなっていく。毎日のミッションをこなし「新しい日常」にも慣れてきた頃、買い物中に住まいを尋ねられた男は、以前住んでいた番地をふと口にする…。記憶はどこにいったのか? 新しい思い出を作るためのミッションが、男の過去を徐々に紐解いていく。

突然記憶を失った男。おかしなミッションを通して、新しい世界に溶け込んでいく様は、まるで不思議の国のアリスのよう。寡黙で物憂げな表情、どこか滑稽で真面目なふるまい、明かされていく過去──。観る者の心をつかむ緻密でオリジナリティあふれる物語は、近未来的な設定ながら、人肌のような温もりに満ちている。哀愁とユーモアを絶妙なバランスでブレンドした新たなる傑作が誕生した!



【感想】

どうも良く判らなかったので、後からネット上等の情報を見ると、主人公は、或る辛い出来事から逃れるために、記憶喪失のフリしていたということらしいのだが、全く違うことを考えていた。

現代は、自身と自身の周りで起きることは別として、あまりに世界が広く、色々な出来事があり🐜過ぎて、情報はとんでもなく過多。とてもひとりでは負いきれない。重要なことも、どんどん忘れないと脳🧠がパンクする。そういうメタファーとしての記憶喪失なのかなと…。




脚本:クリストス·ニク、スタブロス·ラプティフ
出演:アリス·セルベタリス、ソフィア·ゲオルゴバシリ、アナ·カレジドゥ

上映時間:1時間30分
日本公開日🇯🇵:2022年3月11日
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鑑賞日:2022年4月3日
場所:新宿武蔵野館





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