【「予告編」 松竹チャンネル 2012/3/14公開:1分33秒】
【作品紹介:「MOVIE WALKER PRESS」より引用】
作家・井上靖が自身と家族との実話をベースにつづった自伝的小説を役所広司主演で映画化した家族ドラマ。
幼少期の出来事により母親との間に大きな溝を抱える中年作家と、年老いて記憶もあいまいな母親との関係を中心に、家族の深い絆が描かれる。
母親役の樹木希林、主人公の娘役の宮崎あおいなど、実力派の共演が物語を盛りたてる。
作家の伊上(役所広司)は幼少期に兄妹の中でただ1人、両親と離れて育てられたことから、母親・八重(樹木希林)に捨てられたと思い、以来ずっと距離を置いてきた。だが、父親が亡くなり、長男の伊上は八重と向き合うことに。
年を重ね、物忘れの激しくなった母親と過去の出来事で言い争いが絶えないようになるも、八重には決して忘れられないことがあった…
【結末までのネタバレありのあらすじ:「hm-hm ネット」を下さい。】
【感想】
原田眞人監督作品を初めて観る。素晴らしい俳優陣で、しっかりとした物語を持つ、日本映画の伝統の守り手という印象だ。
役所広司はカメレオン役者だ。海軍と陸軍大将、徳川家康から、はみだし刑事、ヤクザ、殺人犯まで、どんな役でもこなしてしまう。それが今度は大作家だ。
同じく原田監督とコンビを組んでいる大作「関ヶ原」(2017)や「日本のいちばん長い日」(2015)を見逃しているのは残念。
主演は岡田准一さんだが、原田監督の新作、司馬遼太郎原作の「燃えよ剣」が近々公開されるのは、楽しみだ。
樹木希林は、安定の老母親役で絶妙の演技。宮崎あおいには華がある。映画がぱっと明るくなるね。現在は岡田准一夫人だけどね。
【スタッフ•キャスト•上映時間•公開日:「Wikipedia」より引用】
スタッフ
原作 - 井上靖『わが母の記 花の下・月の光・雪の面』(講談社刊)
プロデューサー - 石塚慶生
撮影 - 芦澤明子
美術 - 山崎秀満
照明 - 永田英則
衣装 - 宮本まさ江
編集 - 原田遊人
キャスト
伊上洪作(伊上家の長男、作家) - 役所広司
八重(伊上家の母) - 樹木希林
琴子(洪作の三女) - 宮﨑あおい
桑子(次女、自称古美術商) - 南果歩
志賀子(伊上家の長女) - キムラ緑子
郁子(洪作の長女) - ミムラ
紀子(洪作の次女) - 菊池亜希子
瀬川(編集者) - 三浦貴大
貞代(女中) - 真野恵里菜
美津(洪作の妻) - 赤間麻里子
隼人(伊上家の父) - 三國連太郎 ※2013年4月14日に死去したため、これが遺作となった。
八重(伊上家の母) - 樹木希林
琴子(洪作の三女) - 宮﨑あおい
桑子(次女、自称古美術商) - 南果歩
志賀子(伊上家の長女) - キムラ緑子
郁子(洪作の長女) - ミムラ
紀子(洪作の次女) - 菊池亜希子
瀬川(編集者) - 三浦貴大
貞代(女中) - 真野恵里菜
美津(洪作の妻) - 赤間麻里子
隼人(伊上家の父) - 三國連太郎 ※2013年4月14日に死去したため、これが遺作となった。
上映時間:1時間58分
日本公開日🇯🇵:2012年4月28日
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鑑賞日:2021年7月30日
場所:アップリンク吉祥寺
No.11506 Day 4462