【作品紹介:同映画公式HPより引用】
本作品の監督であり、カメラマンでもある日比遊一に起きた実話を元に描かれた、愛知県名古屋市発信の映画「名も無い日」。
主人公の達也役を演じるのは永瀬正敏。カメラマンとして海外で暮らし、弟の訃報に名古屋市熱田区に舞い戻る。自ら破滅へ向かっていく生活を選んだ次男・章人役をオダギリジョーが演じ、健気に兄達を支えてきた三男・隆史を演じるのは金子ノブアキ。その妻・真希を真木よう子が演じる。
久しぶりに実家に戻った長男の達也は、圧倒的な現実にシャッターを切ることができないまま、物語は進んでいく。過去の級友の事故から時間が止まったままの同級生・明美役を今井美樹が演じ、級友の母を木内みどりが演じる。地元の人間模様を感じながら、達也はついに一歩を踏み出す。
物語を包み込む荘厳な音楽は、『レッドクリフ』『殺人の追憶』など、数多くの映画の音楽を努めた作曲家・岩代太郎による。巨匠ヴィム・ヴェンダースは本作品を"演技も非の打ち所もなく深く心が動かされた"と評した。
コロナ禍による様々な影響を乗り越え、愛知県内のたくさんの皆さまの熱いご支援をいただき、撮影から公開まで3年の月日を経て、2021年春、ついに公開を迎える。
【結末までのネタバレありのあらすじ:hmhm(ふむふむ)ネットをご参照下さい。】
本作品は、監督の日比遊一氏(カメラマン)の実体験に基づいているらしいのだが、一家の長男で米国在住🇺🇸カメラマンの達也(=日比遊一氏)を演じる永瀬正敏が映画🎞の中で徹頭徹尾深刻な表情をしているのに疲れてしまって(笑)、私的には今ひとつ乗り切れなかった。
確かに次男の章人(オダギリ•ジョー)が実家で誰にも発見されず孤独死してしまったのだから、深刻なのは判るのだが、そういった状況下でも人間の表情というのはもう少し変わるものだと思う(笑) ヴィム•ヴィンダース監督はこの映画を褒めている様だが…
別に永瀬正敏が嫌いな訳ではないので、くれぐれも誤解無き様に。寧ろ好きな俳優だ。
良かったのは、今井美樹。2007年以来の映画出演らしいが、映画撮影時点(2019年?)で56歳とは信じられない程魅力的である。現在はロンドン在住🇬🇧で歌手活動🎤中心らしいのだが、もう少し映画🎞に出て欲しいものだ。
【スタッフ•キャスト•公開日:「映画.com」より引用】
日本公開日🇯🇵:2021年6月11日
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鑑賞日:2021年6月20日
場所:アップリンク吉祥寺
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