さて、10月7日(日)12時半頃からは、出場ドライバーによるパレード、クラシックなオープン スポーツ カーの助手席に乗り、鈴鹿の5.807kmのコースを1周して、観客席に挨拶をしてくれます
ドライバーへのインタビューを含む、Formula 1の公式動画があります。
ドライバーズパレードは4分40秒くらいから。
セバスチャン・ヴェッテル(フェラーリ)が途中、交代して自分が運転し出したりとか、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が最後にキックボードに乗ったり(20分15秒くらいから)と、今年の選手権争いを繰り広げるご両人が、お茶目なところを見せてくれました 決勝の結果は明暗
ポール ポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)と、予選2位のバルテリ・ボッタス(同上)が、順当に第1コーナーに入って行きます
動画です。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は磐石、貫禄の優勝でした。これで今期9勝目で、ポイント2位のセバスチャン・ヴェッテル(フェラーリ)に67点差とリードを拡げました。F1のポイントは、決勝の1位~10位までに、25-18-15-12-10-8-6-4-2-1と与えられますが、残りは4戦しかなく、ハミルトンの5回目のチャンピオン 獲得が、濃厚になって来ました。
それに引き換え、8位スタートのヴェッテル、4位までポジションを上げ、8周目のスプーン カーヴで3位を走るフェルスタッペン(レッドブル)に仕掛けて、失敗、18位まで落ちてしまいます。その後も挽回をするも結局6位に終りました。もっと第1コーナーとかシケインとか抜き易いところは他にあるだろうにと、個人的には思いますが、「行ける」と思ったら、どこでも抜きにかかるというのがレーシングドライバーの本能だとも思うのです。まあ、次のアメリカGPで、頑張って貰いましょう。ハミルトンがこのまま独走では、チャンピオン 争いがつまらないですからね。
今期限りで、フェラーリを離れるので、個人的に応援していたキミ・ライコネンですが、オープニングラップのシケインで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と接触(フェルスタッペンには5秒のペナルティが課せられる)し、マシンにダメージを負ったことが響き、5位に終ってしまいました
そのフェルスタッペンは、5秒のペナルティをものともせず3位表彰台はさすがです。来期はレッドブル ホンダのエース ドライバーですので大いに期待しています。ただ、他車と絡むのは、もう少し少なくして下さいね(笑)
上手いなと思ったのは、ダニエル・リカルド(レッドブル)。予選は不運もあって15位からのスタートでしたが、最終的に4位入賞
何回ものオーヴェーテイク(追い抜き)を成功させて、しかも他車との接触、1度も無し。私の記憶だけなので間違っているかもしれませんが、リカルドがオーヴェーテイクで他車とヒットしたということは殆ど無い様に思います。来期はルノーに移籍しますが、ますます残りクリーン且つ豪快なオーヴェーテイクを見せて欲しいと思います。
最後に、一番応援していたトロロッソ ホンダ。ピエール・ガスリーが、頑張って入賞圏内の10位を走っていましたが、レースの終盤も終盤、49周目に、カルロス・サインツ(ルノー)に抜かれ、圏外の11位。ブレンドン・ハートレイは13位。一番の問題はタイヤ マネージメントだった様です。残念で悔しい結果ですが、問題点を潰して、次戦以降、頑張って欲しいものです
宜しければ、以下のAUTOSPORT Webの記事もご参照下さい。