【予告編:4分53秒】
【あらすじ:Cinemarcheよりの引用(→☆)】
2045年の米国オハイオ州コロンバス。多くの人が貧困に苦しみ、スラムの様な高層集合住宅での暮らしを余儀なくされていた。そんな人々の心の拠り所は仮想現実空間「OASIS(オアシス)」。
オアシスでは、人は自分の理想のキャラクター(アバター)となり、種々のゲームに勝つ事でコインを集め、好きなアイテム等を購入、オアシス内で友人を作ったり、結婚したりする事も出来る。ただ、ゲームに負けると最悪コインを全部失い、最初からやり直さなければならない。多くの人はオアシスでの生活に夢中になっておりオアシスで全てを失う事は、現実世界での絶望に繋がり、オアシスは既に単なるゲームの域を超えていた。
そんな中、オアシスの開発者ジェームズ・ハリデー(アノラック=マーク・ライランス)が死去、オアシス内にイースターエッグを隠し、それを手にした者には、莫大な遺産とオアシスの運営権を与えるというメッセージが流れる。イースターエッグを手にする為には、オアシス内で3つの鍵を入手する必要があり、世界中の人間が鍵の謎に挑んでいた。
17歳の少年ウェイド・ワッツ(タイ・シェリダン)は幼くして両親を亡くし、叔母の家で暮らしていた。集合住宅で、叔母の愛人に酷い仕打ちを受けており、現実世界に絶望しオアシス内でアバターのパーシヴァルとなって鍵の謎に挑んでいた。ウェイドには、オアシス内にエイチ、ダイトウ、ショウという仲間がいるが、現実世界では会った事がない。
また、ハリデーの遺産とオアシスを狙った巨大企業IOIはシクサーと呼ばれる刺客をオアシス内に大量に送り込んでいた。
第一の鍵の謎は自動車レースに勝つ事で、5年前から入口は見つかっていたが、まだ誰もレースに完走して鍵を手にした者はいなかった。
愛車デロリアン(映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場のクルマ)で何回目かのレースに挑んだパーシヴァルは、(大友克洋の漫画/映画「AKIRA」に登場するカネダ・バイクに乗った女性アルテミスに出会う。大勢のシクサーを倒してきた事で有名なアルテミスとの出会いに、パーシヴァルは舞い上がる。レースが始まり次々と脱落者が出る中、パーシヴァルはゴール直前まで進むが、キングコングの攻撃でまたも失敗してしまう。続いてカネダ・バイクで疾走してた来たアルテミスを、パーシヴァルはキングコングから守るが、カネダ・バイクは大破してしまう。
壊れたカネダ・バイクを修理する為に、エイチの元を訪ねたパーシヴァルとアルテミス。修理の間にパーシヴァルはアルテミスアから、レースを止めた事を責められる。パーシヴァルは「キングコングには勝てない、それがルール」と説くが、アルテミスは「オアシスにルールは無い、ハリデーはルールを嫌っていた」と言い残し、オアシスから退出する。
アルテミスの言葉が気になったパーシヴァルは、謎のヒントを探る為に、ジェームズ・ハリデーの過去が全て判る記念館を訪れる。果たして、パーシヴァル鍵の謎を解き、鍵を手に入れることが出来るのだろうか?