サンマとカタール | わたリスクっ!m9( >ω・)-*

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京都産のモノノフが、ももクロちゃんや食べ歩き飲み歩き等、日々の出来事をまとめた雑記帳

今回はちょっと前に行ってきた映画の話をしようかと

 

その映画とは、「サンマとカタール」 

東日本大震災からの復興を目指す、女川の方々の思い・取り組み

を描いたドキュメンタリー映画です  ※まだ上映中の劇場等の情報はコチラ

 


自分は以前(というより、あの震災が起きた年の3月に異動命ぜ

られるまで)5年間仙台市に住んでおり、宮城の方々の優しさに

は大変お世話になっておりました もちろん、女川にも行った事が

ありますが、その頃の思いもあって正直、鑑賞前は「震災によって

ご家族や大切な方を失った多くの人々の、嘆きや悲しみをまとめ

たドキュメンタリーかな?」と思っていました( ´・д・)   

 

 

我々モノノフの中には聞き覚えのある(実際現地に行かれた人も

たくさんいらっしゃるでしょう)、「復幸祭」についても実行に至る過

程では、「人が死んでるのに、お祭りかっ!」といった、厳しい言葉

も一部にあった様ですが、それでも震災の翌年には開催にこぎつ

け、今年で5回を迎えたその裏側や復興の過程で家族を失った方

・・・、正直言うと「お涙頂戴」的な演出もあるのかな?と思っていた

ので、わざと最後列の席を選んだのですが、そういった涙は一切

ありませんでしたσ(・_・;) アレ?ヨソウチガイヤデ

 

 

その代わりに、「それでも、人は立ち上がる。」とある通り、この映画

はひたすら、女川に残され、街の復興を目指した(目指さざるを得な

かった)人々の前向きさ・アツさ・心の強さと、震災の直後に基金を

設置し、津冷凍冷蔵施設「マスカー」を建設してくれた、「カタール」の

方々を始めとした多くの支援と支え、それを受け「海」と向き合いつつ

も新たな女川を創造していく、その軌跡と広がり・・・ これらを物語の

柱に据えた、復興ドキュメンタリーでした

 

 

最後、新たな「女川駅」駅舎から始まり海に向かって真っ直ぐ伸びて

いく、新たな「女川」の街並みをドローンで空撮したシーンでは、思わ

ずゾクゾクっと身震いしてしまいましたが、それ程までに素晴らしい

ドキュメンタリー映画(というより、余りに出てくる人一人一人の思いと

絵がリアル過ぎて、映画という言葉のフィクション感が邪魔になる位)

でした ※「ももクロ」のLIVEシーンに釣られた訳じゃないデスヨ (;´▽`A``ホントダヨ

 

 

 

もう公開から随分と時間がたったため、上映終了となった所が殆んど 

ですが、まだ探せばこれから上映予定の劇場もありますし、単発の

イベントとして上映会を予定の所もある様です もし機会がありました

らご覧になられては如何でしょうか?というか是非ご覧くださいっ!!

 

最後に、もう一回上映情報デス(^^♪