「無地とちゃうやん…

」
なぜか、柄のある反物が。
ウチは無地染屋で、わたしが小さい頃からずーっと、無地に染まった反物を見てきました。
「なんでこんなんできんの??」と思った記憶はありますが、
当時はわたしも若く、父がやりたいと思っていることや、これがどう革新的な技術なのかを理解する余地もなく、
また父も、私たち家族のために、生業の無地染屋業に専念していたため、
この「浸染(浸けて染める)で柄を染める」という作品は、こののち、10年以上、工場の片隅で息をひそめて過ごすことになるのでした
でも。
やっぱり、運命とか、使命ってあるんだなと思います。
この後、わたし自身は、自分の生涯の趣味となる(←たぶん)つまみ細工と出会うのですが、いつも突然習い事を始める、「瓢箪から駒」的わたしの行動力

しかしこの行動力も、もはやわたしの意志ではなく、運命だったということでしょうか
つまみ細工も、その後習うことになるきものの着付けも、ぜーんぶ、今につながっていました
と言うことで、
10年以上の時を経て、ようやく我が家で、この「柄モノに染まる浸染」にスポットが当たり始めたのでした

