小鳥の声で目が覚めました。

 

目覚ましは、7時30分にかけておきましたが、時計を見るとまだ7時です。

カーテンを開けて外を見ると、今日は雨が降っていないようです。すっきりと晴れ渡った青空とはいきませんが、雨が降っていないだけ良しとしましょう。

 

シャワーを浴びて、身支度を整えたら朝食を食べに行きます。

レストランは、中庭を通ってビーチに向かうところにあります。広いレストランで、ビュッフェでしたが、あまり選ぶほど食べ物の種類はありませんでした。

それでも、沢山食べるわけではないので十分なのですが。

 

朝食を食べ終えたら、部屋に戻って出かける支度をします。

スーツケースを整理して、9時30分にはチェックアウトをします。追加の料金もなく、チェックアウトはあっという間です。

さて、今日はこれからレンボンガン島に移動するのですが、その前にスーツケースを次に泊まるホテルまで運んで、預かってもらいます。ビーチ沿いの道は、昨日の雨で所々池のようになっています。スーツケースを転がせるところは転がして、池のところは持ち上げて運びます。

ようやくホテルのレストランが見えてきました。すぐ近くのホテルにしておいてよかったです。一年ぶりにこのホテルに帰ってきました。「セガラ ビレッジ ホテル」です。このホテルは、広い敷地にヴィラが点在している、とても雰囲気の良いホテルなのです。レセプションに行って、明日から宿泊なので、それまで荷物を預かってほしい旨伝えます。預かってもらう荷物はスーツケース2個。今日宿泊する荷物は、手持ちのバッグに詰めました。

 

ただ今の時間午前10時。レンボンガン島行のボートは11時なので、今日は実に順調です。サヌールハーバーまでは、ここから歩いて20分くらいです。ビーチ沿いの道をのんびり歩いて行きます。もう少しでハーバーというところで、ビーチ沿いの道の雰囲気が、ガラッと変わりました。たしか、昨年までは砂利道で少しおしゃれなベーカリーとカフェが1件ずつしかなかったと思うのですが、ずっとおしゃれの店が並んでいます。ビーチのほうにもテラス席ができていて、とてもいい感じです。バリではよくあることなのですが、1年で汚い空き地がおしゃれなお店になっていたりするのです。

 

ハーバーに行く前に、ボートの事務所によってチケットを受け取ります。チケットをもらうときに、お姉さんに「もうすぐ出航の時間だから急いで」と言われました。どうせボートは時間通りには出ないのです。

 

ハーバーについて、中に入ると急に女の人に声をかけられました。「○○さんですか、バツ カラン レンボンガン リゾート アンド デイ スパの者です。チェックインの手続きをさせてください」なんと、ハーバーでチェックインですか。しかも、よく僕たちだとわかりましたね。驚いている間もなく、パスポートの確認や、一通りチェックインの手続きを済ませたら、紙をくれて、「チェックインは終わりましたので、レセプションでこれを渡してください。代わりにプレゼントを用意しています」とのことです。よくわからないうちにチェックインも終わったようです。

 

そうこうしているうちに乗船時間になりました。妻が船酔いするので、なるべく後ろに乗りたいのです。なので、早くボートまで歩いていきます。うまい具合に一番後ろの席を確保することができ、これで一安心です。今日はボートがガラガラに空いています。11時発の便は早いのでしょうか?遅いのでしょうか?20人くらいしか乗っていません。これから約40分間の船旅です。船と言ってもスピードボートなのでかなり速いです。なので、波が高いとかなり影響を受けます。そして、今日は熱帯低気圧の影響がまだ残っていて、波が高そうです。

ボートに乗っている間、妻はお地蔵さんのように目を閉じて時間が過ぎるのを待っています。僕は、船酔いしないので景色を見たりしていますが、波が高くとても揺れます。

 

島に近づいてきて、ボートのスピードがゆっくりになってきました。バックしながらビーチにつけるのですが、もう少しのところでボートが動かなくなってしまいました。どうやら、スクリューに何かが挟まってしまったようです。船員の一人が大きなドライバーをもって海に潜りました。しばらくしたら、船員たちが喜んで、スクリューが回るようになりました。あの人お手柄ですね。

 

ボートは、岸に着くわけではないので、波のタイミングをよく見て降りなければいけません。といっても、船員のタイミングで降りろと言われてしまうのですが。そして降りろと言われたタイミングは、ちょうど波が来るときでした、荷物は死守しましたが、ズボンとシャツはびしょ濡れです。まあ、大体こんなものなのです。

 

レンボンガン島上陸は、これで4回目です。ビーチも見慣れた風景です。ホテルには、ビーチ沿いを歩いていくと、左側に看板があるとのことでしたので、ビーチ沿いを歩いていきましょう。こちらの方は、初めて来たのですが、きちんとビーチ沿いを歩けるように整備された歩道がありました。所々にお店がありリゾートっぽい良い雰囲気です。しばらく歩くと、ホテルとレストランが見え始めました。僕たちのホテルはまだでしょうか?と思いながらしばらく歩くとありました。左側に看板を見つけました。本当にホテルの人が言ったとおりです。

 

左に曲がり階段を昇ると、すぐにプールがあり、その先にレセプションがあります。早速さっきの紙を渡すと、レストランのほうに案内されました。

海が見える席に案内され、座ると「○○さんですね。私は○○です」といって、ホテルの説明を始めてくれました。プールは今いるところと、一番上に2か所ある。このプールは4時までしか使えない、なぜなら、その後はレストランの準備をするから。朝食はこのレストラン。など。そして、部屋まではバギーで行くのだが、今運転手がいないので少し待ってほしいとのこと。

ウエルカムドリンクを飲みながら少し待つと、「バギーの用意ができたので行きましょう」というので、ついていきました。荷物もないのでバギーなどいらないよ。歩いて十分と思っていましたが、結構な斜面を結構な距離登ります。これは、バギーが必要だなと思うと同時に、プール遊びや朝食を食べた後は、この坂を上らなければならないのか?と不安になり聞いてみると、「その時は、言ってくれればバギーで送ります」とのことでした。それは安心です。部屋は随分上の方です。ようやく部屋について、中に案内されました。2階建てのヴィラの1階部分、部屋は十分な広さがあり、ツインのベッドとソファー、窓の外はテラスになっていてそこにもソファーとチェアがあります。バスルームは壁で囲まれていますが、屋外です。蚊が気になります。バスタブもシャワーも屋外にある感覚です。

トイレだけは閉鎖された空間でした。これは、過去一と言ってもよいくらい快適そうな部屋です。案内してくれたお姉さんにお礼を言って、少しチップを渡しました。まずは、ベッドに横になりましょう。とても快適なベッドです。枕のにおいも気にならないどころか、とても良いにおいがします。これは、部屋から出たくありませんね。とはいえ、お腹が空いているので、とりあえず昼食を食べに行きましょう。

 

ホテルはダウンタウンから少し離れているので、ホテルのレストランで食べるか、少し歩かなければいけません。1軒目星をつけておいたお店があるので、そこまで歩いていくことにしました。レンボンガン島の道は、歩いて移動するには不向きです。道幅が狭いですし、オートバイや荷台を座席にしたトラックタクシーが頻繁に通るのです。

しばらく歩くと、ポツンと一軒家的にお店がありました。

お店は僕たち以外、二人しかお客さんがいません。少し昼食の時間を過ぎているからでしょうか。席に案内されメニューを見ると、おやっ?メキシカン?バリニーズワルンのつもりで来たのですが、メキシカンでした。困りましたが仕方がありません。まずビンタンビールを注文して、食べ物を考えます。何を頼んだらよいのかわかりませんが、知っている料理といえば、ナチョスと、タコスぐらいです。それでは、ナチョスとタコスを頼みましょう。まずやってきたビンタンビールで乾杯します。暑い中歩いてきたのでとても美味しい。はずですが、何か味が変です。少しさびっぽい味がします。古いのでしょうか。飲めないほどではありません。お料理は時間がかかるのでしょうか、なかなか来ません。しばらくビールを飲みながら待っていると、ようやく来ました。タコスです。ナチョスのほうが先に出てくると思ったのですが、まあタコスを食べましょう。タコスという食べ物を始めて食べてから、まだ3年しかたっていないのですが、大好きになってしまいました。ここのタコスはとても美味しいです。そうこうしているうちにナチョスも出てきました。ナチョスも美味しいです。レンボンガン島にきて、メキシカンが好きになってしまいそうです。

妻がネットで調べると、このお店の人気メニューはケサディーヤとフローズンマンゴーダイキリだそうです。ケサディーヤが入るスペースはもう空いていないので、ダイキリだけ頼むことにしました。フローズンマンゴーダイキリはビジュアルも味もとても良いです。人気メニューだけはあります。大満足でホテルに戻りました。

 

部屋に戻ると、またベッドでごろごろします。先ほども言いましたが、部屋から出るのがもったいないです。あまりの心地よさに妻は眠ってしまいました。このまま部屋で過ごしてもよいのですが、せっかくなのでプールに行くことにしました。水着に着替えてから、フロートに空気を入れて、下のプールに向かいます。坂道は遠かったですが、階段を直線で降りると意外と近いことがわかりました。プールに行く途中で、レセプションのお姉さんに会いました。「どこに行くの?」

プールに行きます。「プール?」はい。「プールに行くの?」はいそうですが、何かおかしいのでしょうか。プールについて、タオルを借りでビーチベッドに横になります。天気も良いし、最高です。なんて気持ち良いのでしょう。妻と記念撮影などをして、プールに入ろうとしたら、お兄さんに「もうすぐ4時です。プールは4時で終わりです」と言われてしまいました。そうでした。最初にレセプションで聞いていました。だから先ほどあれほど不思議そうに聞いたのですね。

 

プールに入る前に時間切れになってしまったので、あきらめて部屋に帰ります。帰る途中にレセプションの前を通ると、先ほどのお姉さんが、哀れそうな顔をしています。さっき聞きましたよね。忘れていました。と言って部屋に戻りました。せっかくプールにはいる支度をしたので、上のプールに入ることにしましょう。上のプールは階段を1階分昇るだけです。そして、僕たちの貸し切りです。プールバーにも人がいますが、もう店じまいでも良さそうです。暑かったのですが、プールに入るとすぐに体が冷えてきます。

 

1時間ほどベッドで横になったり、泳いだりしていたので、そろそろプール遊びは終わりにして、夕日を見に行くことにします。デビルズティアーズというところで、きれいな夕日がみられるらしいのです。部屋に戻り、着替えてから出かけます。ヴィラからレセプションまでの坂の昇り降りは、結構応えますね。デビルズティアーズまでは、オートバイを借りていきます。お昼ご飯を食べに行った帰りに、交渉は済んでいるので、お金を払って借りるだけです。ちなみに相場は1日100kらしいのですが、夕方から次の日のボートの時間まで150kで貸してもらうことになりました。オートバイもまずまずです。さっきのおじさんにお金を払っていざデビルズティアーズへ出発です。

 

道は本当にひどいです。道幅も狭いですし、舗装も凸凹です。そして、オートバイ運転したことないでしょう?というような観光客がたくさんいます。なので、こちらが慎重にならなければいけません。道が悪いのでそれほどスピードは出せませんから、大事故にはならなそうです。

時折スピードを出して後ろから迫ってくるオートバイがありますが、多分それは地元の人です。子供の3人乗りにも抜かれました。ここでは、張り合わないのが得策です。

ナビは当然ついていませんし、スマホのホルダーもないので、時々止まって道を確認する必要があります。みんなが行く方へとついていくと、マッシュルームビーチについてしまいました。スマホで道を確認すると、少し手前で曲がる必要があったようです。気を取り直して再出発です。少し走るとドリームビーチに着きました。日没までまだ時間があるので、ドリームビーチに降りようか?と思ったら、波が高くて降りられそうにありません。上から眺めるだけにしておきましょう。

オートバイを置いてデビルズティアーズまで歩いていくと、料金所があります。デビルズティアーズは有料でした。料金二人で50kです。そこから歩いていくと、ずいぶん遠いのに、潮のしぶきが飛んできます。随分風に流されてくるようです。500mくらい歩いたでしょうか?ようやくデビルズティアーズにつきました。

映像で見たとおりです。岸壁に波が打ち付けて暴れているようです。のんきに記念撮影をしていたら、全身に波しぶきを浴びてしまいました。自然の力強さをとても感じるところです。

雲が多かったので、夕日は諦めていましたが、なんと、とてもよく見えました。今までいろいろなところで夕日をみてきましたが、ここが一番きれいに見えたかもしれません。日没まできれいに見えたので、大満足で帰ることにしました。

明るいうちにホテルに帰りたいと思っていたのですが、グーグル先生がどういうわけか遠回りの道を指示しました。この道がとても悪路の山道だったのです。そして、真っ暗になってしまい、少し怖くなりました。ようやく知っている道にでて、一安心です。あとはホテルに帰るだけですが、遠足は、おうちに帰るまでが遠足ですからここで油断しないようにしましょう。決められた場所にオートバイを止め、歩いてホテルに戻ります。

 

部屋に入って、まずバスタブにお湯をためます。なんと、熱いお湯が出るではないですか!三日ぶりにお風呂に入れます。シャワーを浴びてから、ゆっくりバスタブにつかり、一日の疲れを癒します。何をしたわけではありませんが、至福の時間です。お風呂からあがるとお腹が空いてきました。今日の夜は、ダウンタウンのレストランに行こうと思っていたのですが、面倒になりました。なので、ホテルのレストランで済ませることにします。レストランは、幸いビーチに向かった席が空いていました。サテとフィッシュアンドチップスとピッツァマルゲリータを注文します。

もちろんビンタンビールも。料理はどれもとてもおいしいです。雰囲気も良く、この景色と雰囲気だけで味も2割増しです。ビールが飲み終わってから、妻はカクテル、僕はワインをもらいました。ホテルのレストランは、長い距離歩いて帰る心配がないので最高ですね。といっても、部屋までは、急な階段を昇らなければなりませんが。

 

食事がすんだら部屋に戻ります。周りが明るくて星が良く見えないのですが、星は出ているのでしょうか?ホテルの北側から敷地を抜けられるので、少し薄暗いところに行ってみましたが、どうやら空は曇っているようです。諦めて部屋に戻りました。部屋で少しワインなど飲みたくなったのですが、何も持ってきていないので諦めました。

 

今日も一日楽しかったです。ベッドでゆっくり眠ることにします。

それでは、おやすみなさい。