福井県の日本電源敦賀原発2号機の

再稼働が

原子力規制委員会に認められず

事実上

廃炉になる事が決まった。


直下の断層が

活断層か否か?の 長〜い神学論に終止符。


断層が近いうちに動くかどうか?なんて

誰にも分からない。


それを日本電源と規制委が

長々 動く 動かない とやりやって来た。


不毛な やりとりを延々と

バカか!

時間とカネの無駄遣い。


断層の見極めというなら

日本列島は断層だらけ

見つかってるだけで2000以上あって

見つかって無い断層も 多数ある筈。


時々 えっ!こんな所に断層がって?

そんな地震が

しょっちゅう発生するこの国は


4つのプレートが せめぎ合う

地球でも稀有な所で

断層だらけの列島にある。


だから

そもそも原発なんか

安心して設置出来る土地の国じゃないのだ。

その事は

東日本大震災で証明された筈じゃないか。


喉元過ぎればなんとかで

岸田は完全に温暖化対策に こじ付けて

原発推進に舵を切った。


核のゴミ処分を放ったらかして

原発の新規設置を認めるという暴挙を

平然とやって退けた。

無責任 極まり無い と言うしかない。


2兆円以上つぎ込んで

失敗した もんじゅ

懲りずに 核燃料サイクルを諦めず

多額のカネを注ぎ込む政府。


原発には原子力村と呼ばれる ヒル が

大勢取りついて

チュウチュウと国民の血税を吸い続けて

肥え太ってる。


いつも思うが

CO2より格段に危ない放射能汚染

なのに地球温暖化対策で原発を推進するって

どう考えても

矛盾していて 対策として整合性が

成り立たない。


温暖化対策で原発推進を言う人間の

アタマの中を割って見てみたいものだ。


とにかく断層だらけで

地震の巣のこの国で

断層を避けて安全な場所を探す事自体

不可能と言える。


なのに 断層が動く 動かない と論議

パフォーマンスとして審議してるとしか

見えない。


原子力村の連中は

大震災で地に落ちた 原発安全神話 を

何とか取り返そうと必死で


ちゃんと安全かどうか 専門家?!が

審議してる所を国民の前に さらして

大震災後 厳しくなった安全基準を

今回 アピールする為

敦賀第2原発を

スケープゴートにして見せた。


原子力村の茶番劇 に騙されてはいけない。

古い基準で作られた40年以上経った

古い原発が温暖化対策のもと

次々と延長稼働が認められている現実を

直視しなければならない。


当初 安全を考えて40年の耐用年数を定めて

作られた原発

それが どうして当初の設計を無視して

延長出来るのか?


使っていて 事故がないから

もっと使っても安全って

そもそも その根拠が理解不能だ。


大事なのは

どこに基準を置くか?だ。


電力不足解消 経済優先に基準を置くか?

不便で国民に辛抱を強いても

安全安心を優先するか?

その選択で 政治家の政治哲学が分かる。


願わくば 次期自民党総裁には

岸田とは真反対の

せめて 合理的に物事を判断する人物に

なってもらいたいものだ。