パラリンピックでも

セーヌ川で競技を続けるようだ。


トライアスロンで泳いだ選手たちの内

10%で胃腸炎など体調不良が続出したのに

パリオリンピック委員会は

まるで 気に留めない。


競技直前の雨で 競技を延期したが

数カ所の水質検査が基準内ギリギリだった事から

セーヌ川での競技を強行した挙句

異常な数で体調不良者を出した。


サーフィンはタヒチ島で実施してるのに

トライアスロンは汚いセーヌ川で

浄化に2千億円以上の多額の費用を

かけてまで

何故 やるのか?


どうやら 政治的ニオイが

プンプンする。


オリンピック後に

バリ市はセーヌ川に市民が

泳げる公設の遊泳施設を3カ所

オープンさせる予定を発表してる。

そこにも かなりの費用をつぎ込んでるので

ここで

水質が悪いからと言って

オリンピックでセーヌ川を使用しないと

口が裂けても

パリ市には言えなかったのだろう。


選手や市民の健康より

政治的決定を優先するパリ市


オリンピック開始直前に

自らセーヌ川で泳いで安全性アピールの

パフォーマンスをして見せたパリ市長

それだけ必死という訳だが

市民の為に必死な訳じゃない。


100年以上遊泳禁止だったセーヌ川の浄化は

環境重視のパリオリンピックの象徴と

なってしまった事で


汚くても無理無理基準内に収める様に

検査をやって

公約とメンツを保つのを優先したパリ市。


多額の税金を投入して

浄化に失敗したら

それでなくても多額の税金を使うオリンピックと

セーヌ川浄化に反対する市民の声が強い中


もうパリ市長の政治生命が

かかってる訳で

選手の健康なんか 眼中に無いのだ。


SDGsで環境に優しいオリンピックを

標榜したパリオリンピック。

しかし

はからずも

肝心の 人に優しい とは

言えないオリンピックだった事が

ハッキリした。