国家によって 人間の尊厳を傷つけ

これほど人権を蹂躙し続けた法律が

48年間も施行されていた事実に

改めて 驚くとともに

日本人の人権意識の後進性を

心底 恥ずかしく思う。


岸田首相が政府を代表して

被害者たちに 遅すぎる正式謝罪。

賠償に取組む決意を表明した。


国家権力による犯罪は

戦時中は当たり前の様に行われていた。


旧優生保護法が立法された昭和23年は

まだ そうした傾向が日本社会に

色濃く残ってもいた。


しかし その法律が1996年まで存続して

いたという事実を

重く受け止めるべきだ。


本当に 日本人は その時まで気づかなかった

のか?


尊厳とか人権とか

戦中戦前派は何ひとつ教育を受けていない。


つまり

そんな彼らが社会の一線から

完全に退くまで

旧優生保護法は生き続けた訳だ。


ここに歴史を学ぶ大切さがあると思う。


教育の歴史を学ぶことが

実は 政治や社会の 

今後の ありようを指し示してくれる。


学習しないと 人は無知のままである。

人は教わらないと無知である。


知らないと気づかない。

当たり前だ。


しかし戦後50年間

戦中戦前派の人々は学ばなかったのか?

民主主義も人権尊重も学習しなかったのか?


あり得ない。


学びながら 知りながら 気づきながら

政治権力を握り 社会のリーダーだった

戦中戦前派の人たちは

自分たちが犯した過ちを

正そうとしなかった。


それは 彼ら世代が

無謀な負け戦さに国民を引き込んで

320万人もの同朋の尊い生命を

犠牲にした責任を 一切取らず

反省もしないまま 

戦後も 何食わぬ顔で公職復帰

生き続けたのと

全く同じ構図と言える。


この国の無責任世代たちの原罪。


旧優生保護法は

そんな彼らの 置き土産?! だった。


この無責任世代たちの負の遺産は

他にも まだ色々残ってる。

特に刑法や民法など

この国は 基本法が時代遅れのままで


刑法なんか

いまだに カタカナ表記のまま

読むだけで 難解でひと苦労

何故いまだに直さない??

現代語表記に至急改めるべきだ。


かの兵庫県知事は

この無責任世代に育てられたのか??

行政のトップを任された自覚が

全く感じられない。


実際に実務を担って苦労する県職員に

敬意を表せずに

行政が 上手く進む訳が無い

そんな肝心な覚悟も感じられない。


無責任世代に育てられた人の中には

戦後教育が浸透せず

親世代の無責任を引き継いでる者が

ちまたに 溢れかえってる。


そんな連中が 数々の

○○ハラ で 社会のダニと化して

しまってる。

一掃しなくちゃいけない。


無責任な政治家ほど

社会罪悪な存在はない。


多数の県民からの声の通り

現兵庫県知事は

即刻 辞任すべきだ。