昨日6月23日は沖縄慰霊の日

79年前 沖縄県民4人に1人が犠牲になった。


天皇及び軍部が負け戦を認めず

降伏の決断を遅らせた為

その後

言葉では言い尽くせない悲惨な沖縄地上戦と

二度にわたる原爆投下へと続く。

元首の責任は重大だ。


死ななくてよい尊い命が

あまた失う地獄の結果となった。


唯一地上戦をやった沖縄に

本土の人間は

足をむけて眠れない。


本土防衛の捨て石にされた沖縄

いまだ 狭い沖縄の少ない平地は

ほとんど米軍基地のまま

その数は日本駐留米軍基地の7割を超える。


沖縄に基地が集中するのは

100歩譲って

地政学的に仕方がないとしても

その沖縄に対する扱いが 酷すぎる。


わたしは仕事で

かつて5年ほど那覇で暮らした事がある。


強烈な台風が無ければ

人も良くて あんな暮らしやすい所は

無い と今でも思ってる。


可愛い女の子は多いし

果物は安くて美味しいし

(ただし他は あまり口に合わず)

冬は寒くないし

雑誌などが遅れて届いたりするのを

不便がらなきゃ


海はきれいだし

夜の満天の星空は最高で

若ければ 今でも 沖縄に住みたいところだ。


地上戦の名残りは

当時 まだ あちこちに見られて

畑を耕してると

人骨と不発弾が出て来たりする と聞いた。


年端もいかない中学生たちも

動員され

最後 日本軍に見捨てられ

身を隠していたガマ(自然の洞窟)から

日本兵が隠れる為

彼らは追い出されたりしたという。


だから

今の沖縄の大人たちは

いざとなれば

兵隊は自決を強要したり

自分ら住民を守ってはくれない。


生き延びた 親や爺ちゃん婆ちゃんから

そういう体験談を聞いて育って来た。


だから 沖縄県民が軍隊を嫌う理由は

切実で根深い事を

本土の人間はよ〜く理解すべきなのだ。