国連安保理常任理事国が自から

制裁を課してる国から

武器を買っていいの?


ロシアの事だ。

明らかな安保理制裁措置違反だ。


安保理常任理事国自身が

自ら決めた制裁を破ってる現実は

もはや 国連の機能不全を

如実に表してるとしか

言いようが無い。


決定した本人が

その決定を破るのを

何とも思わないんだから

もう救いようが無い。


北朝鮮から武器を輸入することも

北朝鮮に原油を輸出することも

いずれも禁ずることが

制裁措置内容に明記されてる。


ましてや

弾道ミサイル開発に対する制裁措置も

核開発と並んで

制裁の理由なのに

武器弾薬の見返りに ミサイルの

技術協力をロシアがやってるフシもあり


正にもう ロシアは

常任理事国に留まる資格が無いと言える。


2003年のイラク戦争みたいに

国連安保理決議無しで

有志連合と称してアメリカが

一方的にイラクと戦争を始めたり


常任理事国が国連のルールを

自から破るのが常態化してる実態は

国連という国際組織の形骸化を示していると

言えよう。


いつも問題になるのが

常任理事国だけに認められてる拒否権だ。

一国でも反対すれば

安保理決議は流れてしまう。


みんな 常任理事国だけに与えられてる

この特権が

国連の機能不全の大きな原因になってるのを

問題視し始めてる。


しかし常任理事国5カ国が

こんな 美味しい特権を手放す訳が無く

国連は大きな問題を抱えたまま

浮遊状態にある。