円安で

大企業は空前の利益を上げ続けてる。


なのに財務省は

何度も円買い介入を繰り返してる。

急激で行き過ぎた円安を是正する為と

言ってるが


変動相場制なんだから

意図的に円買いをするって事は

明白な為替操作に当たり

ルール違反だ。


一度に9兆円もの介入を繰り返してる財務省。

その原資は外貨準備で

主に 外貨債で120兆円ほどあるらしい。


それが円安で 莫大な含み益を

生んでるはずなのだ。


なのに

政府も財務省も

そしてメディアも その事に一切触れない。

どうして??


円安で苦しんでる人に

その一部でも 還元すべきだ。


買った時 1ドル100円少々だったとしたら

円安で150円以上になってるから

含み益は50兆から60兆円は増えてるはず。


だから

円安で一番儲かってるのはトヨタじゃなくて

日本政府だ という学者もいるくらい。


こんなに円安で企業業績がいいのに

何故か金利を上げようとしてる日銀総裁。

インフレは欧米に比べたら

落ち着いてる方で 3%前後で

ここん所推移していて


金利を上げてインフレを

抑えに行く程じゃないないのに

どうして金利を上げる事ばかり

日銀総裁は考えるのか?

現在の経済状況からして

不自然過ぎる。


ドルに対しての円安は

日米の金利差が主な原因で

インフレ率が6%以上に跳ね上がって

アメリカは 続けざまに金利を上げて

インフレ抑制に動いた為

日米の金利差が 一気に拡がってしまい

投機筋のマネーも流れ込んで 

円安が急速に進んだ。


ひどいインフレでも無いのに

金利を上げるのは

日米の金利差を縮めて

円高に導きたいと 考えてるとしか思えない。


2008年リーマンショックの際

世界的不況に陥り

各国が こぞって金融緩和政策を実施して

景気を刺激しようとしたのに


愚かにも日本だけ やらなかったから

一気に円高が進んで

1ドル70円台前半まで高騰させてしまった。


時は正に

バブル崩壊後の 失われた30年の真っ只中。

GDPは伸びす 賃金も上がらず

デフレ不況が長引き

その間ずうっと 円高基調だった。


アベノミクスの大幅金融緩和政策で

やっと 100円台に

トランプ大統領登場でドル高になり

ウクライナの戦争悪化で

一気に150円台に。


株価がやっとバブル期を超え

物価がやっと上がり始め

折角 デフレを抜け出して

景気が上昇基調に入りかけたかに見える今


何故 その腰を折るような利上げに

財務省日銀はこだわるのか?


振り返れば バカでも解る。

円高の時は

ずうっと日本は不景気だったのだ。


確かに

円安になれば

輸入業者は痛手だろう。


主だった輸出主力の大手製造業は

とっくに主力生産現場を海外移転してしまって

いて

円安の恩恵は少ない と言われたりもする。


果たして そうだろうか?

トヨタもホンダも

円安で空前の利益を上げてるじゃないか。


工場の海外移転は

すなわち そこでの利益は

円安の恩恵を受けて

日本本社の連結決算の数字を押し上げるのに

大いに貢献する訳だ。


円安で こんなに景気が回復上昇気味に

なってるのに

円安は悪だ という風潮は

一体 誰が作り出してるのか?


円安で海外旅行も行けない。

円安で食料品の値上がりが続いて

生活が苦しい。


みんな 繰り返しテレビなどメディアが

報じ続けてる事だ。


円安で企業が過去最高の利益を上げてる事には

ほとんど触れない。


だから非常に解せないのだ。


金利が上がって喜ぶのは

一部の金持ちと銀行だ。


企業は資金借入が難くなって

折角 設備投資が好調に推移してるのに

ブレーキをかけるのに等しい。


銀行はアベノミクス以来の

ゼロ金利政策の苦しい環境から

脱するのが宿願。


何せ 金利ゼロじゃ

利ざやを稼げないから。


財務省も日銀も

銀行の強い要求のもと

不本意なアベノミクスから脱出して

普通?!に金利がある世の中に

したいと画策してると思われる。


何せ

財務省も日銀も

最大の天下り先が銀行

一番のお得意先の意向に沿って政策を

誘導するのが

彼らの お仕事 だからだ。