メキシコ南部の町が

3日間に渡って ギャングの襲撃を受けて

住民4千人が みんな隣町に逃げ出してしまい

町はゴーストタウン化


町はギャングによって

火を放たれ 破壊し尽くされたという。


住民たちは恐ろしくて

いまだ 町に帰れ無いでいるとの事。


治安機関 警察は

どうなってるのか?


メキシコは

無法地帯になってしまってる。


麻薬組織が あまりに巨大化し過ぎて

治安機関も手を出せない?

と言うか

治安機関の一部は

麻薬組織の手先になってるという話も聞く。


まるで スペインから独立前の

混乱のメキシコに戻ってしまったかの様


盗賊が町を襲い

金品 食糧を奪い 女性を連れ去る。

メキシコでは

映画の世界じゃないのだ。


襲われた住民の話では

暴徒化した麻薬組織は

最新鋭の銃器を手にしていたそうだ。


強力で最新式銃器を

カネにものを言わせて武装する彼らは

今じゃ 治安機関や警察より

装備が完全に上だって事を

住民は 言いたいのだろう。


今度 初めて女性大統領が誕生することに

なったメキシコ。


あらゆる所に麻薬組織の魔の手が延び

自治体の首長や地方警察の署長に

なり手が無い地域もあるぐらい

現在のメキシコは

麻薬組織によって 蝕まれてしまってる。


かつて南米コロンビアも

似たような状況だった。

コロンビアの場合は

そこに左翼ゲリラも絡んで

更に複雑だった。


結局 米軍が介入

麻薬組織を掃討

左翼ゲリラとは

コロンビア政府が手打ちを行った。


それで 麻薬最大消費国アメリカへの

最大の供給元が

メキシコに移ってしまった。


最大消費国の隣国だから

メキシコへ流れ込む麻薬マネーは

半端じゃない。


ついには

治安機関と互角以上の銃撃戦はやるは

町を襲撃するは

言う事を聞かない自治体の首長や警察署長を

殺しまくり


脅され 買収されて

麻薬組織の手先になってる首長 公務員

警察官が

ほとんどだという話も聞く。


国家が麻薬組織に乗っ取られる寸前の

状況に見えるメキシコ。


ラテンのノリで

底抜けに陽気で明るいイメージしか

ないけれど


今度の女性大統領は

先ず 治安回復に尽力するだろうが

自身だけじゃなく

家族の生命も 絶えず狙われるだろう。


先ず 買収されてない信頼出来るスタッフを

見つける事が最初。


町を焼討ちする様なギャングが

野放しになってる状況を

変えるには

軍隊を動員して

麻薬戦争 正に内戦を勝ち切らなければ

ならない。


果たして

メキシコ軍だけで出来るだろうか?


麻薬組織の一員だったり

買収されて組織に取り込まれていたり

脅されて組織のいいなりになってたり


軍隊も麻薬組織に

ほとんど取り込まれてる可能性が高い。


メキシコの新大統領は

果たして

麻薬戦争に勝てるだろうか?


結局

アメリカに支援を求める形に

なりそうな 気がする。