EUの難民移民の受け入れと

環境規制に反対して

ヨーロッパ各国で 極右右派の台頭が目立つ。


オランダでも極右が最大議席を獲得して

連立政権を主導してる。


スウェーデンでも

NATO加盟を推進した中道左派政権から

右派政権に変わった。


イタリアも当に右派政権。


フランスも着々と極右が勢力拡大してる。


ドイツも難民移民受け入れに反対する極右が

急速に勢力を拡大していて

EUの温暖化対策にも

真っ向から反対している。


投票が始まったEU議会選挙では

極右右派が 大きく議席を拡大させそうな勢い。


ベルリンの壁崩壊後の

ソ連邦解体に続くワルシャワ機構各国が

雪崩れのごとくEU  NATO加盟で

共産党が

すっかり市民から見限られあと

その反動で

各国で極右右派が目立ち始めた。


左が勢いを無くして

必然的に右だけが残り 台頭し始めた。

中には

共産党支持者だった者が

極右に変身?!した者も 少なくなくて

同じ穴のムジナだった事が分かる。


押し寄せる難民移民に

職を奪われたり 治安の悪化

宗教慣習の違いによる摩擦

社会保障制度のタダ乗りなど


徐々に 日常生活を破壊され始めた市民は

人道主義より自身の生活を守る方向に

意識がハッキリ変わり始めた。


そこにつけ込んだ主張を

強く展開するのが極右右派で

意識が変わりつつある市民に

多く支持される様になってる。


極右右派は

ことごとくEUの政策に反発していて


今回選挙で

もし多数議席を得たなら

難民移民政策や地球温暖化対策は勿論

自国第一主義の内向き志向が強いので

EU内の自由移動を保証する

シェンゲン協定なども影響を

受ける可能性がある。


EUの一体性に逆行する主張が強い極右右派。

まとまる事に対する窮屈さや不満が

EU諸国内にそれぞれ鬱積して来てるのに

乗っかる様に

ヨーロッパ各国で極右右派が勢いを増してる。


右傾化して

皆んなが自国ファーストの内向き志向に

向かう様子は

正に 第二次世界大戦前夜と

全く同じムードで

大いに気がかりだ。


ただ 一言で極右右派と言っても

対ロシア政策では様々で

一枚岩じゃない。


極右右派の勢力次第では

EUのウクライナ支援の行方も

不透明になりかねない。


領土をロシアに割譲してでも

ウクライナに和平案を強要する方向に

なったなら

かつてのナチスとの間で締結され

その後

アッサリ踏み躙られた和平案と

同じ過ちを繰り返すことになるだろう。


プーチンの野望は

バルト海に面する

カリーニングラードの飛び地を

解消する迄

止まる事は無いだろう。