NATOの事務総長が

ウクライナに供与する兵器の使用制限を

緩和すべきと

やっと 発言した。


アメリカ政府も

ウクライナに供与する兵器の使い方は

最終的には

ウクライナ自身に決定権がある

と言い出した。


ロシア軍の攻勢を前に

ウクライナがジリジリ領土を

再びロシア軍に奪われ始めて

やっと?! アメリカは

ロシア本土へのウクライナ軍の攻撃を

非公式?!に認め始めた。


既に射程の長いミサイルを

アメリカはウクライナに供与し始めていて

ロシアを刺激したくないので

なし崩し的に暗黙の了解 と言った感じ。


ロシア領土内のミサイル基地や空軍基地

補給基地や兵器工場など

ロシア軍の戦闘継続能力を削ぐ攻撃を

禁止しておいて

ウクライナ軍に勝利しろ何んて

元々無茶苦茶な話しで


手足縛られたまま闘えと

言われ続けたウクライナ

この2年間あまり

無益に尊い命を失くす事を強いられ

最前線の兵士たちは

さぞかし

腹立たしい思いだった事だろう。


プーチンの口先だけの

核の脅しにビビって

腰が引けた支援しかして来なかった欧米諸国。

完全にプーチンの術中に

ハマってる自覚すら無いから

度し難い程情け無い。


結果 戦争を長引かせてしまってる。


ロシア軍はウクライナの高層マンションや

ショッピングセンター

病院や保育園まで

ウクライナの民間人を狙い撃ちにしてる。


本来なら

ウクライナ軍は それに対抗して

同様のロシア施設に報復反撃するのが

当たり前なのに

それが出来なかったから

ロシア国民に

いつまで経っても 厭戦気分が

生まれて来ないのだ。


プーチンを止められるのは

ロシア国民しか居ないのだ。


当初から言ってたゲリラ戦。

ロシア国内での破壊工作が

少しづつ増えてるウクライナ軍。


如何せん 広大なロシア本土

ロシア側の協力者を獲得しながらの

破壊工作の困難は

並大抵じゃないのは想像に難くない。


しかし

小が大を制するには

正規軍同士の正面からの戦闘では

絶対に勝ち目は見えて来ないのは

当たり前で


ヒット(急襲)&ラン(逃げる)の

ゲリラ工作戦を

やり続けるしかない。


苦肉の策?で

ウクライナ軍は自作のドローンで

最前線は弾薬不足を辛うじて凌いでる状況。


ドローンは自作なので

欧米の制限を受けない。

ウクライナは

航続距離が長いドローンの開発に力を入れてるが


ロシアはイランの協力を受けながら

ウクライナを上回るペースで製造してるので

今や最前線は両軍のドローンが

入り乱れている様だ。


レーダーに探知されにくかったり

電波妨害に遭わなかったり

自らターゲットを目指す自律型だったり

AIなど最先端技術の実験場になってる。


ウクライナ軍は兵士不足に陥っていて

刑期が短い囚人の動員の法制化や

徴兵年齢を下げて

登録を義務付けたりして

何んとか兵士確保に躍起になってるが

はかばかしくない様だ。


ロシア軍の侵攻から2年以上経過して

兵士の妻や母親から

長い従軍を批判するデモも頻発


更に非常事態を理由に大統領選挙を

先延ばししてるゼレンスキー大統領に対する

批判も出始めて


ウクライナには当初の高い士気は

もう見られない。


来月スイスで自らの和平案をもとに

開催が予定されてる 平和サミット で

戦争終結の糸口を

見出したいゼレンスキー大統領だが


現実状況は

ロシアに奪われた領土を諦めて

ウクライナが停戦を受け入れるかどうか?が

停戦和平案として

現実味を帯び始めてると見るべきだ。


手足を縛りながら

ロシアに勝てと言って支援して来た欧米諸国が

招いた現実を

欧米諸国自らも受け入れざるを得ないだろう。


プーチンの読み勝ちで

ウクライナ侵攻は

一応終わるだろうが

それは

プーチンの更なる野望拡大の始まりとなる事を

忘れてはならない。