世の中 パワハラ カスハラ セクハラ

マタハラなどなど

ハラスメント流行り 何かと騒がせて

メディアでも よく取り上げられてる。


私が大学卒業して

最初に就職した会社では

今で言うパワハラ セクハラなんか日常的で

皆んな ヒラ社員は我慢してた。


そんなのは 当たり前で

縦社会 年功序列 男尊女卑が

まかり通ってた世の中だった。


その会社には4年程しか居なかったが

私にとっては

理不尽に抗い 闘った4年間だった。


道理に合わない 合理的じゃない上司や

会社の方針に抵抗し続けた。


当然 いつも跳ね返され こっぴどく叱責され

先輩や同僚から 煙たがれたり

時には 嫌がらせ イジメの様な事も

受けさえした。


何も知らない新卒社員が

何故 道理や合理性に気づいたのか?と言うと


1年先輩に それを私に教えてくれた先輩が

いたからだ。

幸運だった。


当然 その先輩も上司に疎まれ

煙たがれ 営業部内で ひとり浮いていた。


しかし2年目ぐらいから

私が営業成績を上げ始め

社内トップを争い始めると

様相が一変した。


営業成績の伸び率で

その先輩と私がトップを争うのが

ずうっと続くうちに

同調する同僚や後輩たちが

少しづつ増えて

それが ひとつの勢力となり出して


上司からの 今で言うパワハラも少なくなり

自身の意見が 通る様になった。


何が言いたいのかって?


第一に 良き先輩に出会えた事

第二に 上司の非道理や非合理を

営業成績の数字で跳ね除ける事が出来たって事


パワハラに嫌気して

会社を辞めて転職を繰り返すのは

個人の自由だが


世の中 理想的な職場や会社は

本当に 極々一部だっていう現実から

目を背けてはならないって事だ。


仕事の実績で黙らせる。


陰で上司の悪口や会社を批判するような

卑怯者にだけは

なりたくなかった。


パワハラは決していい事じゃないって事は

皆んな知ってるが

当の本人に 道理を説いたところで

全く変わらない人が多い。


何故なら 元々根性が曲がっていて

思慮に欠けた人間だからだ。


分かってたら

パワハラと感じられる言動はしない筈だ。


営業マン30名 総社員数100名もない

小さなアパレルメーカーだった。


唯一ラッキーだったのは

その先輩の実力を

オーナーで

デザイナーだった社長だけは 認めていて

いち早く その先輩を昇進させて

経営の懐刀にした事だった。


だから新卒1年目から

先輩につられて デザイナー兼社長と

直接話しをする機会が多かった。


経営者の考えに直接触れられるのは

若い私にとって 貴重な経験となった。


様々職種も変えて 転職を繰り返したが

結局

40歳を前に

独立してフリーの

マーケティングコンサルタントになった。


主に外資系フランチャイズシステムの

FCに対する教育や指導をやって来た。


様々転職してみて

そして様々なFCオーナーと接して来て思う事は


この国には

頭に見えないチョンマゲを付けたままの

経営者が やたら蔓延ってるって事。


経営者だけじゃなく

幹部職や一般社員の中にも多勢いるから

社会から なかなかパワハラとかも

無くならないのだ。


理不尽に抗う。

諦めずに 闘い続けるしか

方法は無い。