水俣病患者団体と環境大臣の懇談会で

患者の発言に対して

マイク音量を

発言の途中で環境省職員が一方的に絞って

妨害した問題で


環境大臣が改めて現地を訪問

患者たちに謝罪した。


元々発言を3分以内と通知してたので

環境省職員は3分で

発言をぶった切った訳。


そもそも3分間と短時間に決めるなど

この懇談会が

環境省にとって

だだのセレモニーだった事が分かる。


官僚がよく使う やってます

気にかけてます をアピールするだけの

場だったのだ。


懇談会を開く事が目的で

中身なんか関係ないから

発言を容赦無くぶった切れるのだ。


官僚の本性 見えたりだ。


彼らはそれが全く無駄だとは思ってない。


懇談会を開催したと言う事実さえ出来れば

民意を反映させたかの様に

あと 彼らは好き勝手に政策立案作業に入り

でっち上げられるからだ。


こうした懇談会は

ガス抜きと呼ばれる。


環境省職員は水俣病患者の方を向いて

絶対に仕事はしない。

政権与党自民党の方しか見ない。


何んせ 中央官庁の官僚が出世するかどうかは

政権与党が握ってるからだ。


中央省庁が超ブラック職場として

有名になって 新入職員の希望者が

激減してるそうで


更に深刻なのは

入省間もなく1年未満 3年以内に

辞める職員が増えてる事


そんな深刻な状況なのに

政府からは何ら改善策が出されないのは何故か?


劣悪な職場環境改善に対して

働き方改革を率先垂範すべき中央省庁なのに。


政府も官僚も

明治時代から延々と続く官僚機構に

誰も手を突っ込む勇気がないのだ。


変えてヘタ打つより

変えずに 無難な道を行く

長らく官僚の処世術だった。

だから何も変わらない。


変わらないから

どんどん事態は悪化して行く

変えられない輩が

この国を実質 牛耳ってる実態。


繰り返し襲いかかる激甚災害に

晒されてる国民


折角築き上げた日常生活を

根こそぎ破壊されるリスクが高い地域に

暮らし続ける国民は

せめて政府ぐらいは

変わらず安定的であって欲しいと

無意識のうちに思う様になっても

不思議ではない。


変化を嫌う国民性は

危険な土地に暮らす思いを根底に 

育まれて来た と私は考える。


リスクを避けて保身と出世しか考えない中央省庁の官僚は

そうした国民性をいい用に利用して来た。


だから官僚の本性は

実は国民性を反映してると言っていい。


選挙で当選し続ける事しか考えない政治家より

変わらず仕事をしてくれる

中央省庁の官僚を頼りに思ってる国民が

以外と多い。


一方 思い通りに操れる政治家を擁護して

自由にならない反抗的な政治家は

官僚に排斥される。


選挙で居なくなる政治家より

自分たちが国家を支えてるという見当違いな

奢りに取り憑かれてる官僚が多いせいだ。


悪名高いブラック職場である中央省庁で

完全週休二日制や残業時間制限など

普通の勤務体系に

人権の面からして 変える事が急務だろう。


働き方改革 労働の質的向上で

少しは官僚の本性も

変化して行くかも知れない。