ふつう食品だと

天然物の方が

人工栽培や人工飼育より高価だが


天然の方が安いものも

たまに ある。


トヨタが真剣に水素エンジンの開発を始めて

久しい。

今は液体水素で走行テストの最中の様だ。


バイクメーカー4社(ホンダ ヤマハ スズキ

カワサキ)がバイク用の

水素エンジンを共同研究してる。


人工の水素に対して

自然界にあるのを

ホワイト水素 と呼ぶらしい。


世界中で有力な天然水素が発見され

オーストラリアなど

一部の国では採掘が進んでる。


天然水素は人工水素に比べて

コストが平均5分の1で

その低価格が魅力なのだが

今はまだ サプライチェーン(生産 貯蔵

流通 消費)が未整備なので

まだまだ未来のエネルギーの域を出ない。


日本では長野県白馬村の温泉から

かなり有望な天然水素が発見されてる。


天然水素の生成過程がまだ未解明なので

どこにあるのか?

まだ研究も始まったばかり。


宇宙で一番大量にあるのが水素と言われていて

将来の宇宙開発では

もっとも有力なエネルギー源として

とらえられてる水素。


夢のエネルギーと言われてる核融合も

水素が原料で

三重水素(別名トリチウム)は

月に豊富にある事が分かってる。

各国が宇宙開発で月に執着する

大きな理由の一つだ。


ほとんど核廃棄物を発生しない核融合発電の

開発は

アメリカが一番進んでるが

まだ使用した電力より遥かに小さい発電しか

出来ていない。


温暖化ガスを出さない水素エネルギーは

明らかに将来の主要エネルギー源になるのは

間違いない。


いわゆる化石燃料の時代は

もうじき終焉を迎える。


世界のエネルギーの勢力地図は

ホワイト水素の分布で

様変わりするだろう。


日本は火山列島

天然水素の豊富な埋蔵の可能性がある。

30年度に総発電量の1%を水素にする目標

設定だが

原発に早いとこ見切りをつけて

水素エネルギーに開発投資を集中すべき。


そして天然水素の基準作りを

主導出来る立場になれるよう 

研究と技術開発に注力するのと同時に

サプライチェーン構築を早める

べきだ。


石油が経済のコメと言われて久しいが

エネルギーと食糧は

国家戦略の核心で

如何に自前で賄えるか

如何に安定的に供給出来るか

民族の生き残りに直結するテーマだ。