科学の進歩や技術革新で

淘汰される業種が出て来るのは

致し方無い。


ガキの頃にあった商売でも

今では街中から すっかりその姿を

消してしまったり

激減してしまった商売が結構たくさんある。


あちこちにあった街の小さな食料品店

履き物店

豆腐屋

銭湯

映画館

家具店

呉服店

喫茶店

駄菓子屋などなど

そして本屋も。


郊外に進出した大型スーパーや

ショッピングモールの出現で

街中の小さな個人商店や

商店街が消滅


次にネット通販の出現で

スーパーも淘汰へ


ネットの中の架空商店に

リアル店舗は客を奪われ始めて久しい。


以前は どの駅を出ても

必ず駅前に本屋があった。


ガキの頃は よく立ち読みをしたもんだ。

昔の本屋は子供が立ち読みしても

おおらかで 見て見ぬフリをしてくれた。


昔 本屋は子供にとって

知識や情報の宝庫だった。


アマゾンに代表されるネット書籍販売は

その扱い書籍の豊富さで

街の本屋を駆逐した。


電子ブックが普及しても

紙の本のファンは根強くいる。


何を隠そう

この私も 新刊本を開いた時の

あの独特な香りが良くて

毎月 何冊も購入してる本好きだ。


街の本屋が消えて無くなったら

寂しい何んて 生やさしい表現じゃ

言い表せないぐらい

落ち込んでしまう。


経産省が何やら斜陽の本屋に

テコ入れ?!を考えてるらしいが

消え去る業態に公的資金投入は

無駄遣いだ。


どんなに斜陽の業態でも

知恵と工夫で客に支持されて

生き残る所があるもの。

それこそが 商売の原点だ。

お役所が手を出すべきじゃない。


斜陽産業に関わるあまり

先端産業の投資を軽視して

将来への投資をやって来なかったツケが

今 国際競争力の低下という形で

表れてる日本。


インターネットに続いて

AIでも 遅れが目立つのは

自民党政府の無能さの所為だ。


原発や自動車など

過去の産業重視から抜け出せないのは

彼らからの政治献金の所為だろう。


裏金作りに忙しくて

カネをくれる業界にしか税金を使わない自民党。

本当は

とうに消え去っていいはずの政党なのだ。