ドイツの首相が中国を訪問

習近平とも会談して

中国との経済交流促進を話し合った。


EU議会は

中国のEVに続いて

太陽光パネルと風力発電についても

政府補助金で価格が抑えらて

EUのメーカーが不当な被害を受けてる

恐れがあるとして

調査に入った。


ドイツ首相の動きは

このEUの流れに逆らうものだ。


前首相メルケルの中国詣で

中国にどっぷり依存する様になったドイツ。


逆に今では

中国からドイツへの投資が急増して

基幹産業や先端企業の中国企業による買収が

多発して

ドイツ国内から不安の声が上がり始め


シュルツ首相は中国依存からの脱却を

当初目指したが

中国からの経済報復を恐れた上


既に多額の投資をしてる国内大企業からの

反対を受けて 腰砕け状態に。

そして 今回のドイツ訪問となった。


アメリカは中国の過剰生産を警戒していて

是正を申し入れてる。

EUも同様だが

ヨーロッパ最大の経済大国ドイツは

EUが保護主義的になるのを避けたい筈


もしそうなったら

中国に投資してるドイツ企業が

被害を被るからだ。


何んせ

19年から21年にヨーロッパから中国に

投資した総額の三分の一以上が

ドイツ企業4社によるものだったという。

フォルクスワーゲンやBMWなどだ。


EU議会が政府補助金で低価格に抑えられてる

中国製EVに

高い関税を課す可能性があるが

ドイツには賛成出来ない事情があるのだ。


あまりに中国に深入りし過ぎたドイツ。

完全に中国に取り込まれた形になってしまって

EUの一員として

自主性を発揮出来ない状況に陥ってしまった。


ロシアにエネルギーを依存

工業生産で中国に依存

一番依存してはいけない相手に

依存してしまったドイツ。


沼から脱け出せないドイツは

自主性を取り戻せるのか?