イランによるイスラエルへの報復攻撃は
初めっからポーズ染みていて
報復したフリでしかない内容だった。
足の遅い無人機や巡航ミサイルが200発近く
弾道ミサイルが100発あまり
イランからイスラエルは
1,000キロも離れてるから
途中にあるアメリカ軍基地によって
かなり撃墜され
残りも 足が遅いから
そのほとんどがイスラエルの防空システムの
餌食になってしまい
イスラエルの被害は限定的だったと思われる。
それと イランの攻撃目標が
イスラエルの占領地ゴラン高原に
集中していた様で
イスラエル本土への攻撃は
極わずか。
初めっから イランには
本格的にイスラエル本土を
攻撃する気は無かった様に見える。
更に 攻撃後 直ぐに
イランの国連代表部が
目的は達成したとSNSに発表して
報復終了を宣言するなど
報復攻撃が国内向けのポーズだった事が
ハッキリした。
イランの宗教指導者は
今は イスラエルと正面切って戦争をする気が
無いという表れだろう。
今 まともにイスラエルとやり合うと
アメリカに介入された場合
頼りのロシアはウクライナ戦争の只中。
その支援を望めない。
単独でイスラエルとやり合う訳には
いかないというのが イランの本音だろう。
イランの宗教指導者は従来から
イスラエルの抹殺を公言して憚らない。
パレスチナの地から
ユダヤ人を追い出すのを
外交目標にしてる。
そうして敵を作って
国内の不満を抑え込んでるイランの宗教指導者。
豊富な石油資源がありながら
一般国民が ちっとも豊かにならないイラン。
独裁者が
パーレビ国王から
宗教指導者に入れ替わっただけで
豊かな地下資源からの富みは
みんな宗教指導者たちの懐へ。
宗教国家とは
程のいい独裁国家の別名に過ぎない。
恐怖と暴力による支配の裏付けが
イスラム教だ何んて。
イスラム教の神は
自由も人権も 平和さえ
望まないのか?
政教分離は民主主義の基本的概念だと
気づくまで
人類は長い時間と多くの血を流して来た。
歴史に逆行してるという自覚が
イラン国民には無くて
マインドコントロール状態にある様だ。
中東におけるイスラエルの存在は
イスラム教の後進性と
イスラム圏の国王や首長の封建的独裁に
対する矛盾や不満から
結果的に 長年
人々の関心を逸らす役目を
果たしてると言える。
イランによる報復で
初めて本土に直接攻撃を受けたイスラエル。
必ず 反撃するだろう。
ガザ攻撃から目を逸らさせ
親イラン武装組織との戦闘に
あわよくば
アメリカを巻き込みたいイスラエル。
ある意味
イランによるイスラエル本土への攻撃は
ネタニヤフにとって 好都合なのだ。
そんなイスラエルの本音を警戒。
絶対に中東の争いに
直接関わるのを避けたいバイデン。
反撃されないように
及び腰で攻撃したイランだったが
想定外に イスラエルに反撃された後の
イランは どう対処するか?
その反応次第では
中東に 火が点く危険がある。
独裁者の最優先課題は 我が身の保身。
後にも先にも
それしか考えてない。
だから
イランの宗教指導者たちは
イスラエルの巧妙な罠に
気づか無い恐れが高い。
イスラム武装組織からの攻撃を
終わらせてたいイスラエルは
彼らのバックに居るイランの事が
とにかく ウザったくて
そんなイランを黙らせたいと
日頃から考えてる。
飛んで火に入る夏の虫 状態にイランが
ならない様に祈りたい。