性暴力被害の客観的証拠って何?


具体的証拠が残ってる方が

稀だろう。


それを見越して

お笑い芸人が週刊誌相手に

損害賠償を求めて告訴してる中で

性暴力被害の客観的証拠提出を求めてる。


女性が性暴力被害を公にするのは

とっても勇気が必要で

勇気あるこの2人の女性を賞賛したい。


予期せぬ密室での性暴力に

具体的な証拠を求める事自体

ナンセンスだ。


ただ 直後に警察に届けたり 

医師の診断書などがあれば 別だが

密室ゆえに 合意の上という壁を

被害者側が突き崩すのも 

相当困難なのも事実。


そもそも

密室で二人きりになった時点で

合意と見做される場合が一般的だからだ。


だから 泣き寝入りする女性も多い。

裁判で その合意の壁 を崩せない上に

本名を晒すリスクもあって

女性にとって告訴は ハードルが

極めて高い。


何年も経過したあとの告訴を

裁判官が どう解釈するか?

その点も女性たちには 不利に働くだろう。


ただし今回は

大手週刊誌が取り上げるからには

週刊誌側は 何か確証を掴んでるんじゃないか。

でなければ

有名なお笑い芸人を掲載したりしないだろう。


掲載したら 当人から訴えられるのも

週刊誌側は 折り込み済みの掲載の筈だ。


裁判で 何んか決定的な証拠が

飛び出して来るのかも知れない。


いずれにしても

人間の尊厳 人権尊重といった

基本的権利に関わる裁判官の常識レベルが

問われる。