米軍が臨時の桟橋を設置して

ガザ地区に支援物資を送り込むのは

2カ月も先になるそうだ。


米軍は空からも

支援物資の投下を試みてるが

量が少なくて 

更に受け取ろうとするパレスチナ人に

何人もの死人を出したりしてる。


こんな 悠長な支援をアメリカがやるのは

アメリカ国内にパレスチナ人に対する同情的な

世論が高まってるからで

大統領選挙を控えて

バイデンは その声を無視出来ないからだ。


だったら イスラエルにガザ攻撃をやめさせればいいのだが

ネタニヤフは聞く耳を持たずない。


というのは表向きで

米軍の悠長な支援は 説得しても

ネタニヤフは言う事を聞かないから

仕方なく こんな方法で支援してるんだ

という バイデンのポーズでしなかない。


大統領選挙を控えたバイデンは

自国内のユダヤ人を無視出来ない という

事情が強く影響してる。


本気でネタニヤフにガザ攻撃をやめさせる気なら

毎年 アメリカがイスラエルに与える

巨額の軍事援助(これ迄で総額20兆円以上)

(年に1億ドル近い)を止めればいいだけだ。


アメリカの軍事援助が無ければ

イスラエル軍は戦闘を長く継続出来ないからだ。


強力なユダヤロビーに

ホワイトハウスもアメリカ議会も

完全にコントロールされてると言っていいくらい

アメリカ政府と議会は

ユダヤ人の強い影響下にある。


ユダヤ人を敵にまわしたら

アメリカでは誰も 大統領に当選出来ない

と言われてる。


日ごろ 自由と民主主義 人権を

口にするバイデンが

それと全く異なる状況にあるガザ地区を

本気で救う気にならないのは

そうした ユダヤの足枷があるからだ。


それでなくても

イスラエル ベッタリのトランプが相手だから

なおさら 反イスラエルの政策を取る訳に

行かないバイデン。


そんな事をしたら

一気に 選挙資金も

世論(アメリカ国内の有力メディアは

ほとんどユダヤ資本の影響にある)も

トランプ支持に回ってしまう。


世論調査でトランプに やや負けてるバイデンは

そうなれば 負けが決定的になってしまう訳だ。


トランプは大統領に再選されたら

ウクライナ支援を止めると公言してるし

イスラエルへは今以上に軍事援助を

増額するだろう。


ネタニヤフは

トランプの大統領再選を見込んで

自身の保身の為にも

強行な姿勢を崩さない。


イスラエルに弱腰のバイデン。

明らかに 選挙戦略ミスをしてると思う。


確かにユダヤ人を敵に回して

アメリカ大統領選挙に勝利した者は

居ないのかも知れない。


しかし それは これ迄の話。


今 アメリカの若者層は

明らかにパレスチナに同情的で

反イスラエルを唱え始めてる。


本来の民主党支持者や若者層

40%の無党派層と

共和党の反トランプ派の多くは

バイデンが

パレスチナ人道支援の為

イスラエル軍事援助をやめる と宣言した方が

バイデン支持に多く傾くだろう。


若者層にはホロコーストの呪縛がないのだ。

純粋にイスラエル軍がやってるガザ攻撃を

虐殺だと見る世論が高まりつつあるからだ。


恐らく

その方が バイデンが勝利する確率が

高まると思う。

と言うより

そうしないと

バイデンに勝ち目は無いと思う。